2006年8月6日日曜日
3つの命の落とし物ですよー
今日は日曜、待ちに待ってた週1度のスイーツ解禁日。愛犬と共にカフェに出掛け、ケーキを食べて(後にかき氷も食べた♪)その帰りに代々木公園に行きました。満足して歩いてると大きなカメが。大きさ30センチ近くなり。
どこかに飼い主がいるのだろうと見ていたけど、飼い主が現れる様子なし。気になって着いていったら、早い、早い!カメの足が遅いなんてウソだ。私がカメの飼い主だと思って声をかけてくる人がたくさん。何故かみんな白人。日本人でカメに目を向けたのは子供ひとりだけ。日本人のみんな、もっと地面も見ようよ。たまには大金も落ちてることだし。(ウソだぴょーん)
代々木公園には外国人が多い。日本語話せる人ばかりで良かったが、ひとりだけフレンチスピーカーがいて、超早いフランス語で話された。(うちの愛犬がベルギー種なんでわかって声をかけてきたものと思われる。)何言ってるかさっぱりわからなかった。「もっとゆっくり話して下さい」って言おうとしたら、もうそのレベルのフランス語すらすんなり出てこない自分がいた。驚いた。腐ったね、私の脳。
カメの後を着いてゆくこと20メーター。その間にいろんな人が話かけてくるし、愛犬は興奮するし、このカメに対して何をしてあげれば良いのか頭をかかえたり、忙しい20メーター。その間にペットショップに「カメが落ちてるんですけど!どうしたらいいですか?そちらで保護はしてもらえませんか?」と電話もした。
ちなみに、問い合わせたのは爬虫類・両生類のいないペットショップ。スタッフの方、驚かせてしまってすいませんでした。たぶん、このブログ見てないと思うけど。
結局、水がある場所が見あたらなかったので保護。結構凶暴、口が大きいので噛まれたら困る。爬虫類や魚専門のショップを思い出したので、トイレで簡単に水をかけてから、そこに連れてゆくことにしました。何の種類かもわからないし、生態系崩すようなことがあってはいけないので放置プレイできないし。
大きなカメの持ち込みに注目する夏休みの子供達。「あ、カメだ!」「大きい!」「どうしたの?」「拾ったの。」「どこで?」「代々木公園で。」「え!うそ!」「ホントだぴょん。」
「すいません、この話の通り、カメ拾っちゃったんですけど、どうしたらいいでしょう?」そのショップのお兄さんは凄かった。カメを見て「あ、ミシシッピー(何とかこうとか)って言うカメです。」「何ですか?それ。」「いわゆるミドリカメです。」「え?ミドリカメってこんなに大きくなるんですか?」「なりますよ。このカメ、どこかで飼われてたことありますねぇ。」
お兄さんが言うにはそのカメは脱水症状を起こしているらしい。目もくぼんでいるし、このままでは危ないかも…と言うところだったらしい。何とかして下さい!とお願いして、とりあえずショップの水槽に入れてくれた。病院に連れてゆく必要はないと言う。なので、ここで引き取れませんか?と聞いてみたらそのお店では無理と言われたので、「…ぅうーん、えーい、じゃ、あのカメ飼います!何が必要ですか?ご飯とか揃えて下さい!」
ってことで、飼うことにしたんですよ。水槽代わりに衣装箱がいいって言うので衣装箱も買ってきて、お水も入れてもらって、カメをそこに移そうとしたら…驚いたのはそれから。
そのカメ、卵をふたつ、産んでいたんです。
あれから孵化器に入れてくれたみたいなんだけど、一度水につかっちゃった卵なんで孵化は無理かも?らしい。(へぇ、そうなんだ?)たぶん、卵を産む場所を探して陸にあがったら、日曜でひとだらけ、産む場所が見つからず脱水症状になってしまったんだと思う。
とりあえず、今はうちにいます。今までカメ飼ったことないんだけど、いきなり30センチのビックママが。名前は「マム」と命名。お母さんの「マム」です。卵産んだからね。愛犬がカメに興味を持っているので、手の届かないところで保護中。
しかし、驚いたのは自分。このカメを抱いた時、「あれ、この子、妊娠してるのかな?」と一瞬思ったんだよね。でも、まさかぁ~と思って自分でも忘れていたんだけど、本当に卵を産むとは驚きました。あの卵、孵化するかなぁ?
卵がいるってことはオスもいるってこと。代々木公園に魚もいる自然に近い池があるので、元気になったらまたそこに戻してあげようかな?と考えているのですが…誰かに飼われてたなら、そこに戻さない方がいいのかな?また卵産む場所に困るかもしれないし。う~ん。
カメ騒動で予定が全部崩れた日曜でした。