昨日のブログにパニック障害でも薬を飲まないと書きましたが、今現在パニック障害で薬を飲んでいらっしゃる方、安易に真似をして薬を飲むのをやめないで下さい。脳の伝達物質に関係することですから、薬は飲み始める時もやめる時も、必ずドクターの指示に従うべきです。
私が薬に頼らないというのは、それなりに調べてのことです。セロトニンやドーパミン、食事や行動における療法、時にはアロマやハーブを調べるなどして、薬にかわる工夫をしてのことです。
私の精神力は恐ろしく頑固。尋常じゃない。やると決めたら必ずやる。その辺の粘り強さは普通じゃありません。そんな自分の精神力に賭けてのことなんです。
・・・こんなことを言っていると、いつかポキッとくるかもしれませんが。(笑)
今年は最悪なことが続いています。きっと私が馬鹿だからなんですけど。それで、本格的に環境を変えたりしています。「強情だ」「頑固だ」と言われているとその暗示にかかり、かえって素直にはなれないので、全てを変える為に思いっきり環境を変えました。
嫌なことの決定打が起きました。ベントが病気になりました。実感が突然湧いたり、かと思えば信じられなくて・・・を繰り返しています。先週の診断では手術をしても1年、しなかったら3ヶ月~半年。
手術をすれば多少の延命はできるけれど、ベントは不便な生活を強いられることになる。でも、長生きして欲しいし・・・。先週から私の頭の中はこのことで一杯、眠れないくらいです。考えないようにしても、常にそのことばかりです。
考えた結果、望みがないわけではないので、手術はせず、食事療法やその他の方法でケアすることにしました。愛犬の食事療法についても教えてもらってきたので、間違いなく絶対に治ります!
ベントはベルギー生活で苦労も楽しみも共にした仲間。カンブルの森の芝生の上で一緒に寝た、語学ストレスの時に日本語で話しかけた、冷蔵庫の上のステーキを盗み食いした、アムステルダムの駅で不審な人物に吠えてくれた・・・。濃い体験をたくさーん一緒にした。
私のことを一番よく知っているのはベントでしょう。弱音を吐けない、吐けない状況に追いやられがちな私は、よくベントに話しかける。私の泣き顔を一番たくさん見たことがあるのは、親よりもベントかもしれません。
こんなに罪のないベントが病気になるなら、私がかわってあげたいと切に願う。今、神様がベントを健康にしてくれるなら、私がかわりに死んでもいい。ここ数年で最悪の出来事が起こった今。・・・治療に専念して穏やかに過ごしたいです。