2006年12月18日月曜日

旅だったM女性が教えてくれたこと。

以前、大好きなM女性がいた。彼女はもういないけれど。

彼女が遺してくれたものを見て、読んで、私が何をしたいか?せねばならないか?って軸が定まった気がする。いえ、今までも定まっていたのだろうけど、伝える術や言葉、他様々な思いでぼやけていた。
今日は心の奥で燻っていた思いに、パッションの火種をいただいた。
それと、彼女と出会った意味、私に託された?ものが何となくわかった。

大切なヒントを有り難う。

真実は封印されることが多くって、マイノリティと言う理由を作られて流されてしまうことも多い。でも、実は誰もの深層で連携していて、マイノリティでないことも知っている。
マイノリティとしての学術の確立。考えたこともなかったけれど、それはひとつの救いになったに違いないだろうなぁ。

私が知らない彼女の顔。静かなパッションの理由を知る。(詳しくはお話できないのでよくわからない内容になってごめんなさい。)

とにかく今日はすごく濃い一日だった。もうひとり、新しい出会い。派手に表に出ていらっしゃる方ではないのだけれど、前々から噂を耳にしていた縛りのエキスパートとお会いしました。

今でも高名な辻村さん(お会いしたことはないのですが)たちと共に縄を握っていらっしゃたマニア、日本SMの先がけのドンとして存在なさっているS紳士から、その方をご紹介受けたのです。
今までもいろんな素晴らしい縛師の方々にシオラで緊縛講習をしていただきました。そのお話をした時にドンが「表に出ていらっしゃる方じゃないけど、教えるのも上手な適任がいる!本物だよ!」と教えて下さったのです。

私の場合、自分のプレイに必要な程度には縛るけれど、教えるレベルじゃないんです。私は緊縛に深い思いと愛がないし。(笑)でも、折角シオラーズが習うなら、スキルだけでなく思いも覚えて欲しいのですね。だから、やはりそのプレイを愛する方が教えて下さればと思っていたのですね。
だってただスキルを取得するだけじゃつまらないじゃないですか?広がりがないと。
ちなみに私が愛とスキルをもって講習できるのは鞭、コミュニケーション、アナル、革拘束。

故明智伝鬼先生が高校生の頃、先述致しましたドンのところ、そのまわりのマニアの集う場所などに出入りして縄を手に取り始めたとお聞きしたことがあります。まだ私達の生まれるもっと前の話で、想像のつかない時代背景や状況、抑圧されつつも古き良き時代のSM話にワクワクしてお話を聞いたことがあります。

だから、何十年という経験をお持ちのもっとお歳をめした男性があらわれるのかと思いきや、登場なさったのは想像していたよりも若い男性。こういう方が後を継いでゆかれるのですね。緊縛の未来は明るい!

今、私のメルマガでドミナについて書いております。と同時に、SMの世界に対する思いも広がります。何をしたいか、シオラのドミナへの思いを今日一日で再確認したような気がします。

やっぱりこの世界が好きで、すごい猛スピードで駆け抜けてきたんだなぁ。ヨーロッパにまで飛んでしまって・・・狂っていたよね、自分。早くあきちゃったら楽なのに!
そう思いながらも、まだこの世界にあきない、むしろ魅了され続けていることが嬉しかったりもする。

情報過多、惑わされてばかりの選択の難しい時代に、パッションを感じられるものが明確にあることに感謝するばかりです。興奮気味で夜更かししていますが・・・おやすみなさい。