2007年8月31日金曜日
La vie en rose
昨日に続き、今日はとってもラッキーなことがあった。師匠がベントのヒーリングをして下さったのだ!
師匠はとってもお忙しいお方。いつお食事をなさって、いつ寝ていらっしゃるのか・・・本当に霞を食って生きている域に到達してしまわれているのではないか?と思えるくらい。
お肉も受け付けず(吐いてしまわれるそう)、唯一体に悪いものといえば、タバコくらいではないのでしょうか?(悪いもののひとつくらいやっておかないと、人間じゃないみたいで逆に嫌だろうなぁ・・・)
師匠の予約は1日の受付で来月のぶんがうまってしまう。予約を取るのは、すごい困難。
だから、ヒーリングをやっていただけるという突然の棚ボタに「何が何でも行きます!」
2週間前、一度ヒーリングをしていただいたのだけど、あれからベントの調子がすこぶるいい。あまり歩けなかったのが、前より歩けるようになった。
今回のヒーリングを終えてから師匠曰く「この間よりよくなっているよ。」「やったぁ!」
きっとベントもなるべく長く一緒にいたくて頑張ってくれている。
私も時には夜更かしして、ベントをずっと見ている。
去年の病気が再発、ベントが余命宣告された日が着々と迫っている。あと2週間だ。その日に病院に行って、「あれ?良くなっていますよ・・・」とドクターを困惑させるのが目標だ。
去年、手術をするかしまいか悩んで、手術に踏み切った。数時間に及ぶ大手術。
もう手術も抗癌治療もやる気はない。下手な延命をする気はない。ただ逝く時、いつか来るその時は、お昼寝するように逝く事、それを願っているだけで。
「折角手術したのだから、長生きしないと損よ。病気で逝くなんて絶対損。だから治るよ。逝く時は、眠るように逝っちゃうのがいいんだよ。別の時に逝きなさいね。」とベントに話しかけている。
La vie en rose バラ色の人生。
使い古された言葉が胸に痛い。意味の大切さを切実に思う。
バラ色にする為に、私はあらゆる術を考えている。
ベントから見たバラ色も、私から見たバラ色も、他の誰かから見たばら色も。
(全てがバラ色になることは難しいから、今は一番にベントのバラ色だけを考えているけどね。)
バラ色の染色過程などを考えている。
最近思ったのは、出来ないことは告げてあげること、ごめんなさいしちゃうこと。
当たり前のことなんだけど、見えないもの、例えば理想や成長については、バラ色という希望的推測でものを考えたがって、意外と冷静にできていない気がする。
期待にこたえて成長してゆくと言う手もあるけれど、頑張り過ぎる人にとっては、大きすぎる理想や夢を追うと不幸になる。私はこの程度のレベルです、ごめんなさいしちゃうのも時にはゆるくていいかなと。
あ、いつも頑張っていない人はごめんなさいばかりじゃだめですよ。笑
今までプライベートのことは後回しだったけれど、余計なことはなしで、淡々とベントのバラ色だけを考えている。器用じゃないんで、余計なことは全てごめんなさいと。
まずは、三峯神社に出掛けて、オオカミの御札をいただいてこよっと。(笑)
オオカミの夢みないかなぁ、おやすみなさい。