私に殺されたいと言うMがいた。SM小説にはありがちな話で、それが現実になることはないのだけれど。
でも、穏やかな死を与えられるなら、道徳的な感情と反して、それもありかもと思う。
もし、私のものなら、最後まで幸せを保証しなきゃいけないのだから。
Mにとっての一番の幸せは最後まで存在と拘束を保証されることなのかな?
だけど、のこされるSには保証がない。
だから、Sには強さ、もしくは、自己完結できる何かが求められるに違いない。それを真っ当できるのは僅かな人だろう。
一番可哀相なのは、幸せの保証もされず、ただ残されること。
・・・そんなMが世の中にたくさん転がっている気がする。(苦笑するしかない・・・)
Sモドキ、Mモドキならたくさんいるだろうし、私もその中のひとりなのだろう。
何でも「モドキ」じゃないってすごいね。
画像は「すっぽんモドキ」
先日、箱根に行きました。その時、水族館で発見。名前が「モドキ」って・・・笑うしかない。