2009年3月31日火曜日

セッションの前後のご挨拶

最近、BDSMに関して、「おもしろいなぁ~」と感じることがたくさんです。
その中のひとつ。
【麻央ちゃんのブログにご挨拶のこと】が書いてあります。

ちょっと麻央ちゃんがニュアンスが違う解釈をしている部分があるので、
まずは訂正をして続けますね。
��麻央ちゃん、ごめんね~。話を進めるにあたって微妙なので。)

私はご挨拶で始まる様式美を重んじたセッションも、
雰囲気で入ってゆくのもどちらもありだと思っています。
ご挨拶させるのが滑稽な場合もあるし、ご挨拶から仕込まれたいMもいる。
コマンドを求めているMにご挨拶を省くのもゲーム性がない。
予定調和を避ける為、毎回のパターンや要望の逆から始める場合もありますしね。

臨機応変に楽しめばいいわけです。どちらも有りです。
基本的な考え方は麻央ちゃんと変わりません。

でも、何度もセッションを重ねていると、Mが自主的にご挨拶始めますよね。
私の新人の・・・と言っても半年経験を重ねたあたりですが、その頃に変化を感じました。
その形は様々です。
例えば、ホテルに到着してドアをあけた時。

跪いて待つ方。
ホテルマンのようにかっこよく出迎え、ご挨拶もかっこよくなさる方。
私を驚かせようといろんな仕込みをしてご挨拶なさる方。
犬のように今か今か!と待っている様子が明らかで、
いきなり「お会いしとうございました!」と跪く方もいれば、ハグをする方もいる。
シャワーから出てご調教の挨拶をして気分を盛り上げる方。
靴にキスをすることから始まる方。

SMビデオでみたご挨拶とは違うけれど、
自然とご挨拶するようになるんだなぁと思い、ご挨拶を大切にし始めたのです。
だって、それが相手のごく自然な気持ちの形なら。
だから、ご挨拶させることが多くなったの。

逆にご挨拶などなく、お話から自然にセッションに移行する方もいる。
無理矢理された・・・という位置づけを保持したいMには、ご挨拶は冷めますよね。
それが悪いと思わないし、そういう相手とはふたりだけのコマンドがあるので、ご挨拶は必要ないです。

ここ何年かは、S女性とM男性の関係がフラットになり、それと正比例して様式美、
西洋SMのようなマナーやご挨拶のないSMが主流になっていたと言われています。
それが本当か否かの判断はしかねますが。

私は8年前に引退しているし、シオラで現役であったのは3年だけでした。
��あ、その前に何年かブランクはありますが、名古屋で1年近くクラブの経験はあります。)
おまけに、フリー客のご予約を受けていたのは最初の1年くらいで、
後2年はリピートの方々だけとセッションを重ねてきました。
なので、意外と数多くのM男性を存じ上げておりません。
今のLa Sioraのドミナ達の方が、私よりずっと多くのM男性をご存知なのです。

なので、本当のことなのか否かは判断しかねるのですが、
まわりを見ていると上記のことは本当かもしれないと感じることもありました。

ところが変化が見られるようになったのはここ2年くらい?
プライベートのS女性や様々なカップルのセッションに立ち会うチャンスが多々あったのですが、
25歳を境に大きな違いが見られるようになりました。
25歳以上はご挨拶を省く、重んじない傾向、
20代前半はご挨拶させる、重んじる傾向・・・と見事にわかれてきたのです。

そして最近多いリクエストのひとつが以下です。
「きちんとご挨拶や僕べとしての礼を躾けて下さるドミナをおすすめしてほしい。」

詳しくお話を伺い、簡単にまとめると以下のような話。
BDSMならではの緊張感を楽しみ、絶対的な関係性を知らしめられたいのに、
それを求めるといきなりハードプレイを求めていると誤解されてしまう。
フラットかハードプレイのどちらかしかなく、
関係性としてのSMプレイを体験できないということ。

確かに、ご挨拶って省いた方がドミナにとっては楽なこともあるからねぇ・・・。
��ご挨拶って難しくて、滑稽になることも多いじゃない?だから。)

SもMも、とにかく25歳以下の若い方がご挨拶を求める傾向が多くなってきたの。
二十歳~24歳のM男性であったり、ルイ子ちゃんもそうだけど二十歳のS女性であったり。
歴史は繰りかえす、10年が流行にサイクル・・・とか言われますが、
BDSMもそんな感じなのでしょうか?????
様式美を重んじるBDSMがやってきそうです。

これはこれで面白そう。
どんな展開になってゆくのでしょう?
25歳以下の若者達の様子を暫く見ていたいと思っています。

��そんなわけでJ子ちゃん、Dノちゃん、またそのサークル呼んで下さい。
サンプルが15人くらいいる時に。(笑)


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