2009年7月20日月曜日

ベルギーの田舎で癒される。

私のメルマガ【ヨーロッパ通信】の長い読者はご存知でしょうが、
私、ベルギーの超田舎の生活にチャレンジして、
2週間もしないうちに逃げ出したことがあります。(笑)

家畜の数>住民の数
畜舎や鶏舎の数>民家(ちなみに4軒)
1日に2本のバスはあるものの、このバスすらまともに来ない・・・
最寄りの駅までタクシー日本円で1500円くらい・・・

私の理想の田舎生活は、あくまでも車があってのことだったと
後に気がついたのでした。
確実に皆様にご迷惑をおかけするでしょうから、免許は取らない主義。
なので、住むのはギブアップですが、癒しに最高。

今回、知人宅に数日宿泊させていただきました。
食生活の感動。

先ず、鶏や烏骨鶏は平飼い。見て下さい、この環境!
鶏舎でストレスを受けて、ケファリ剤にまみれた餌を食べている鶏とは違うのですよ。
こんな卵なら、卵食べない主義の私でも安心。


お次は烏骨鶏。鶏の卵よりビタミンが多い。


卵調達。


↓平飼い烏骨鶏の有精卵は日本ではお高いのよ。
【烏骨鶏:平飼い有精卵】


それ以外にも・・・お庭にはいろんな食べられるものがあります。
パセリ、ねぎ、りんご、梨・・・畑ではなく、あくまでもお庭で。
もしろん無農薬、完全自然栽培。
その中のひとつが黒すぐり。アルツハイマーにも良いとされています。


画像は黒すぐりのシロップ漬け。
黒すぐり以外に、あれはお名前を何て言うのかしら・・・
小さな赤い実。酸味があってデザートにも使われているもの。
その赤い実をとろとろに煮込んだシロップがありました。
このシロップをお水で割って飲むと、とても美味しい。
白砂糖ではなく甘味剤を選べば完璧ですね!


黒すぐりのジャム、バター。
このバター、春一番の新鮮な草だけを食べた牛のミルクで作り置きした物。
もちろんその草も自然栽培ですよ。
乳製品は外食以外口にしない私ですが、これなら喜んで食べます。
ミルクもお隣に買いに行くのですが、1ユーロですごい量だったわよ。


ポテトやお肉を食べ過ぎなければ、すごい健康食で過ごせる田舎食生活。
このまわりの方々はとてもふくよかでいらっしゃったのですが、
ポテトとお肉が中心だからでしょうね。
でも、これだけ土の力が強いなら、土で育った物も美味しいのにね。

最近、脇にお肉がつく太り方をした女性が目立ちます。
とくに日本の女性。
たいていがお酒が強い、炭水化物が食生活を占めている、野菜&運動不足。
ストレスが多いから飲み過ぎちゃう、忙しいから炭水化物でお腹を膨らませて終わり、
運動する時間がない・・・などのようですね。
脇腹をつまんで3㎝以上つまめる女性は、田舎生活体験おすすめ。
一気に脇腹のお肉なんて落ちると思うわ。

・・・こういう私も今現在、過去最高の体重。
痩せすぎと言われ続けましたが、今は超健康体。
��実際は、細くても固い筋肉がついていたのでそんなに痩せてなかったしネ)
コンビニ含む、あまりにも便利な生活は女性の身体のラインを崩しますね。
適度に不便な生活をあえて心がけたいところです。
田舎生活、考えさせられます。