2009年10月13日火曜日

ジェラシー



最近、友人カップルのけんかが続いている。
原因はジェラシー。
早く軌道修正すればいいものを、
お互いのプライドが邪魔をして、意地の張り合いに突入。

私にはジェラシーという感情がほとんどない。
私はジェラシーを抱いた時点でどうでもよくなる。
精神的に疲れて、気持ちが冷めてしまう。

だけど、ジェラシーという感情を知らないわけではない。
昔、私のスレイブガールが男とプレイするのを見て、ジェラシーを感じたことがある。
その男とプレイすることになった原因は私。紹介したのも私。
その時点ではジェラシーなどなかったのに、
目の前でプレイが始まった途端・・・むかついたわ!

後にも先にもない強いジェラシーの経験だった。
あれ以来、ジェラシーはなくなってしまった。


他のドミナとプレイすることを、奴隷に禁じるドミナは多い。
自分の調教プログラムの障害になる、自分だけを見て欲しい・・・
いろんな理由があるだろうが、結局はジェラシーでは?

私はそういうスタイルを好まない。
崇拝や服従は、奴隷の中に自然に芽生えるもの。
強制されて錯覚で芽生えた服従には、真意がないから浅いのだ。

そんなわけで・・・大抵の人は私のスタイルは「放牧」という。(笑)
確かに、そのとおり。
私のスタイルは「鶏舎」で奴隷を飼うスタイルではない。(笑)

La Sioraの中で、ドミナたちにBDSMの考え方を強要することはない。
けれど、奴隷に他ドミナとのセッションを禁止することだけは、
やめるようにお願いしている。
そんな安易な方法で勝ち取れるものに価値はない。

それに、たくさんのドミナを知る奴隷に、
自分自身が選ばれるのは素晴らしいことではないか。
経験のない奴隷に選ばれ、崇拝されたとしても何の意味もない。
それは「新鮮」という生ものの感情だから、すぐに腐る。


そんなわけで・・・
いろんなドミナとセッションする浮気な自分に悩んでいる奴隷のあなた、
それはそれでいいのではないでしょうか。
あなたが自然に足が向く女性、それがあなた自身の出した、
その時の答えなのです。

しかし・・・
ジェラシーのお取り扱いにはお気をつけあそばせ。
人間のもっとも厄介な感情はジェラシーなのだろう。
うまく使えば媚薬、量を誤れば毒。