2009年11月3日火曜日

いつかこれを買う?(笑)

芸術の秋、私のお気に入りアート。
と申し上げても、好みに大きな変化はないので以前も登場したことにある名前ばかりですが。

最初にエルテ。
彼のポスターを見つけたのが17,8年前。
人目惚れして衝動買いしました。
その時と同じものがこれ。


これもエルテ。


夢見たい!いつかこれを買いたいわ!!


次に、ジョルジュ=バリビエ。
ニジンスキーが描かれたもの、優雅な淑女を描いたものがとくに好き。




��番目はローレンス=アルマ=タデマ。
初対面はアムステルダムの美術館で。
階段を上っていって顔を上げたら・・・うわぁ!!
衝撃だった・・・個展に長い時間いた。
彼の個展なら遠くで開催されていてもまた行きたい。

この絵はとても大きかった。
この景色が絵の中なのか、現実なのか錯覚するほど。
絵の中の人々は血色がよくて、
まるで生きているかのよう、今にも私に話しかけてきそうだった。


好きにななれなくても、名前を忘れられない画家もいる。
ポール=セザンヌ。
子供の頃、父が私に彼の名前を教えました。
ポール=セザンヌには友達がいなかった。
が、ある少年が彼にりんごをあげたのね。
そのためなのか、彼の絵にはよく林檎が登場するの。

子供の頃は彼の絵に何も感じなかったけれど
なぜかそのエピソードだけが私の記憶に残り続けました。
いつしか彼の人生は孤独だったと思い始め、
年を重ねるごとに好きではなくなってゆきました。

好きではない、とは言えるけど、嫌い、とは断言できません。
彼の絵はとくに個性的だとは思わないし、印象派のよくある絵です。
私は彼の絵ではなく、たったひとつの林檎に執着し続けねばならなかった
彼の孤独を恐れているだけかもしれません。

・・・セザンヌがホモで、その少年に恋してた!
・・・なんて落ちなら、好きになるのですが。(笑)