お酒を飲まなかった私が、シャンパンをきっかけに突然、
甘美なる泡沫の世界へようこそ!
それが2年前。
強くはないけれど、今では飲めるお酒の種類も増えました。
お酒の知識が全くないので、よく一緒に飲むフランス人から
シャンパンのお話を教えてもらいました。
シャンパンの炭酸が抜けないようにするキャップがありますよね?
それを使っていたら、「スプーンを1本用意して。」と言われました。
スプーンを渡すと、彼は柄の部分をボトルの中へ。
スプーンの頭がボトルの口に引っかかって、中に柄が垂れている状態です。
なんと、これで炭酸抜けを防げるのですって!!
「うっそ~???」なんて思ったのですが本当みたい。
時間をかけて飲んだのですが、最後まで炭酸は抜けていませんでした。
彼もご両親から教えてもらったので、何故かはわからないそうです。
それと、シャンパンのキャップ。
コルクについているコインみたいなアルミの、あれです。
キャップの裏に日付や一緒に飲んだ人やお祝い事などを記して、
思い出にとっておくのですって。うーん、素敵ねぇ。
だから、シャンパンセットにはあのキャップが何個かついているのね!
そんなわけで、私もはじめました。
小さなキャップにいろいろ書くのは難しいので、番号をつけました。
絵はがきの裏にその番号のエピソードを記すのです。
絵はがきはノートルダム寺院のガーゴイルのを何枚か用意。
セーヌ川のほとりで、シオラーズたちと一緒に買ったもの。
いつか素敵な思い出で全部埋まるのでしょうね。
今年の2月のベネチアのホテルで、
みんなで飲んだシャンパンのキャップも3つありますよ。
運河の見える私の部屋で、一気に開けたもの。
これからも素敵な思い出がつのりますように。