2021年3月27日土曜日

アールデコ & 咲様の最終日 By Rie Asagiri

もうすぐ咲様の最終日。

よく退店してから
〇〇様とプレイしたかった…と
仰る会員様がいらっしゃいます。
そのドミナの在籍が
年単位のこともあれば
1年足らずの場合もありますが、
数か月も腰をあげずに
後悔をなさるわけです。
なのに毎回数名は
〇〇さんとプレイしたかった‥
というM男君がいる、おいっ!
そんな決断力なくて大丈夫かっ?

縁を作るも作らないも自分。
縁があったかなかったかなんて、
過ぎてからわかる。
脳裏に張り付いてるM男とか
セッションの感覚があって、
後になって縁があった相手だった
…とかわかるの。
旅愁に近い感情。
良い思い出…だけでもない。
過去のドミナのそんな感情を
抱いたM男性もいるのでは?
これは腰をあげて始まったこと。
始まりあれば終わりあり。
別れは辛いものだけど、
何もないより良いと思う。

腰を上げなかったM男性、
それも自分の決断なので
何もなかったことを後悔したり
嘆かないで下さい。
ここはポジティブに、
波風たたなかったことを
前向きに捉えて生きて下さい。
いいじゃない、それで。
こんな時代に何もないのも
有難いものよ。
だって、SMよ。
良いドミナと出会っても
相性の合わないドミナと出会っても、
何らかの波はたつから。

「何も起こらないこと」は
平凡な幸せとも言えるし、
面白くない、退屈にもなる。
もっと我儘に言えば、
特別いい事もないと
皮肉ることもできる。
考え方次第。
それが嫌なら、
あがれ、腰。あげよ、腰。

世界中がこの事態。
ありきたりですが、
後悔なきよう、
お互い頑張って生きましょう。
*****
1920年代、
パリからアールデコが広がり、
建築、ファッション、
様々な世界で伝説の人も生まれた。
アールデコからアールヌーボー、
ベルエポックは私も好きな時代。
アールヌーボーに目移りしたけど
一番最初に好きになったのは
アールデコ。

建築、衣装、その背景は
BDSMともよく合う。
1920年をテーマの
古城のパーティに行った時、
アールデコというものは
不思議だなぁと考えた。
(貴族所有の大きな古城で、
主催もその貴族だったこともあり、
数百人はいるであろう
参加者全員のドレスコードも完璧。
皆様の想像以上だと思う。
まさに昔に戻った気分)

無駄をそぎ落とした直線美は
大量生産が盛んだったことから。
実はお洒落でも何でもないんだよね、
スタートは。
赤黒白、そして金。
セルジュルタンスが浮かんで
洗練のイメージだけど、
大衆にむけての様式なのよね。

第一次世界大戦後だというのに
アメリカでは禁酒法。
開放なのか抑圧なのか
よくわからない…
それでも今でいうパリピがたくさん、
街も経済もはちゃめちゃに…
いったいこの時代は何だったのだ?

長くなったのでまた…