ここ1年、スポーツのおかげか眠りが深く、夢など見たことはなかった。いえ、見ていても覚えていなかっただけかもしれないけれども。
昨日と今日、珍しく夢を見た。
昨日。別れた奴隷がでてきた。
今日。ベネチアにいる夢を見た。
意味深な夢。
シオラで出会い、引退後も深く付き合っていた奴隷が現れた。この話は長くなるから置いておくとして・・・
ベネチアはラ・シオラの名を授かった土地。
そして、今年の初夏でシオラ10周年。
ベネチアの夢を見たのは偶然だと思えない。
浅いだろうと予測していたビジネスSMの世界は、果てしなく深く、たくさんの人々の思いと情に溢れていた。
ビジネス特有の汚さに泣かされたこともあったけれど、サドとマゾの関係性だけ問えば、想像よりダイレクトで人間ぽかった。
だけど、SMが信頼関係だなんて思わない。まず信頼関係を築いてから・・・なんてのは、私にはない。かったるくてね。
(かといって信頼関係でSMしてる人々を間違っているとも思わないので誤解なく。)
では、サドとマゾの間には信頼関係にかわる何が必要か?と問われれば・・・簡単に書くと誤解を生むから、こういう深い話はまたそのうちメルマガで。
1997年。冬と春の狭間のサンマルコ広場で、無色の運河に浮かぶゴンドラを前に私は何を思っていたのかな?
訪れてみようか?
うーん、訪れたい。