2020年1月2日木曜日

2020年 元旦

謹んで新春のお祝いを申し上げます。

旧年中は大変お世話になり、
誠にありがとう御座いました。
今年も宜しくお願い申し上げます。
皆様のご多幸を
心からお祈り申し上げます。

2020年 元旦
朝霧リエ

さて、
スタートは空山基です。


年末年始は1年に1度きりの、
私の完璧なお休みです。
年末年始以外は何かと
私の関わるお仕事が動いているので
例えお休みをとっても、
完璧なお休みではありません。
それでも年に2,3回は
日本やヨーロッパ以外へ行き、
バカンスを取るようになったので
リラックスの仕方が
上手になったのかもしれない。
それ以上に、長い時間を重ね、
私のスタンスも短所も
理解してくれてるスタッフ陣や
ベテランドミナらのお陰だけど。
スタッフ、ドミナらには
いくら感謝しても足りない。

常に携帯電話は手放せないので
携帯電話を持ち歩く必要のない
完璧なお休みは年末年始。
もうね…
気が抜けまくる。

私は本来、羽根のような人間。
風が吹けば飛ぶ。
執着心も薄く、
何かを負ったり、
身動き取れなくなるようなことに
関わるのはうんざり。
私のことをよく知る人は
執着心、所有欲の薄さは
S女ぽくないと言う。
「私以外はだめ」というS女もいるが
私は放牧派…と言えば聞こえはいいが
所有することで身動きできなくなるのは
うんざりという身勝手な理由。
今のような立場でなければ
携帯電話も持たないし、
犬も飼わないし、
ブログもTwitterもやらない。
それでも立場が変われば
無理もするし、
自分の性質を捻じ曲げなきゃ
いけないようなことも
受け入れられるようになる。

未熟なS女というのは
立場を勘違いして
自分の権利ばかりを主張する。
未熟なS女の時は
誰にだってそういう時期がある。
それでいいのだ。
Mとの軋轢も勘違いも糧になる。
とくに抑制されてきたS心が
解放されるとそういう時もある。
それを受け止められないなら
プライベートの奴隷になろうなんて
マゾも考えない方がいい。
素質あるマゾに刺激され、
そういうこともあるんだから、
受け止められないなら
最初からS女を刺激しないことだ。

でも、プロのドミナ(女王様)になって
半年そのままだとしたら
勘が悪すぎる。辞めた方がいい。
でも、素質あるS女ほど
そんな時期があるから
短期間は見守ってあげてほしい。

お互い粗を探して閉塞感を
作り合っている。
そして、自由は失われる。
最近の日本。
寛大さの欠片もない。
性的マイノリティの私たちまで
そうなってしまったら、
行き場を失ってしまう。
私たちなりに
優しい世界を創造したい。
責めと躾けはきっちりと。
でも、人としての寛大さは大切に。
違って当たり前。
違うことも未熟なことも
罪ではないから。

本来、羽根のような
浮ついた性質だけど、
この世界に関しては
曲げられないものがある。
それは大事にして
2020年も真剣に歩みたい。

本日の画像は空山基。
私が最も影響を受けたのは
空山基、SadoMazoChic、
History of O、Night porter。
原点に戻ってみた。