運河沿いの倉庫を改装したレストランに連れて行ってもらいました。ちょっぴり肌寒い秋の風が心地よく、次回は愛犬（本物犬）も連れて来たいと思いました。風も気持ちよければ夜景も美しく、時ゆるやかに流れる夕食。この時期、お外でいただくお食事は最高ですね。ライトアップされた橋、うーん、何かを思い出す・・・ナンだろう？そうだ！ロッテルダムだ！
ロッテルダムの街並みは第二次世界大戦の空襲で焼かれ、建て直したので新しい。ベルギーにいた時の話になるけれど・・・ブリュッセルの我が家から電車に乗りオランダに遊びに行く時、如何にも古い街並みのアントワープを通り過ぎて暫く走ると、アントワープとは対称的な真新しいロッテルダムの街並みが現れる。大きな跳ね橋や、テラス席のあるレストランやカフェ、倉庫を改造したお店などがある。
愛犬と共に電車にのって遊びに来ては時間も忘れて歩き回っていたのだけれど、日が短くなった秋、つい長居してすぎてしまって空腹になり、運河沿いのレストランに駆け込んだこともよくあった。
ここは東京だけっれど、あの時のあの感じにちょっと似ているなぁ・・・そう思うとつい、ああして過ごしていたヨーロッパでの時間が懐かしくて、ちょっと悲しくなる私であった・・・やっぱ、また戻ろうかな。でも、また愛犬を飛行機に乗せるのはイヤだ。
・・・幻想を見に、またこの運河にこればいいか。
