これが川上犬だ!
川上犬の存在を知ったのは1年くらい前かな?犬&オオカミ好きな私に、シオラの会員のT様が川上犬にことを教えて下さったのです。それから絶滅の危機にあった川上犬に深く興味を持ち、いつか一緒に生活してみたいと思うようになりました。他の犬にように一度の出産で何匹も出産できない上、4歳を超える川上犬の交配はとても難しいそうなので、夢の話ですけれど・・・。
川上犬は長野県の天然記念物。「猟師によって飼い慣らされた秩父山塊のヤマイヌ(日本オオカミ)を祖とする」と古くから言い伝えられる犬です。 現在、村で数十頭、全国でも300前後しかいない貴重な犬です。
ちなみに、今飼っている犬はベルジアン・タービュレンというベルギーの犬種です。(ベルジアン・シープドックとかベルギー・シェパードドックとか呼ばれているみたいです。)これもオオカミの血の濃い犬種で、犬の家系図ではかなり上の方に位置します。オランダのウルフ・ドックとどっちにするか悩んで決めました。犬もオオカミも大好きなので、なるべくオオカミに近い犬と生活したかったのです。(ちなみに猫科も大好きでサーベルキャットを飼いかけたこともあります・・・馬鹿です。)
オオカミは国や時代、民族によって神にも悪魔にもなる存在のようで、今現在のアメリカでは悪魔の使いとして忌み嫌われ、インディアンには神と崇められているそうです。ヨーロッパではアメリカほど忌み嫌われていないみたいですが、家畜を食い荒らすオオカミは銃の的となり、私が住んでいたことのあるベルギーでも絶滅したとか聞きました。フランス語で「オオカミが来る」という意味の村があったのですが、今はオオカミがやってくることはありません・・・。
いつかイタリアのかなり野性に近い保護区までオオカミの生態を見にいきたいと思っているくらいオオカミが好きなのですが、その情報やオオカミについてのいろんな話が下記のサイトに書いてあります。フランス語のサイトですが、画像を見ているだけでも楽しいので是非どうぞ。
http://loupsdugevaudan.com/