2007年4月26日木曜日

雅やかな時代の名残

メルマガとブログのアップが追いつかないだけで、何かと活動的な最近です。活動的なのは良いけれど、中途半端なお休みしかなく、結局ゆっくり休息もなく・・・。

今回の合宿も有意義かつ、ハードスケジュール。合宿の帰りに寄ったホテルでは、疲れを吐き出すかのように、朝、夜、お昼と1日に3回も欲張って温泉につかったのでした。

リアルタイムでお届けさせていただいたように、今回滞在したホテルは男爵の別宅であったという建物を改装増築?したと思われる建物。レセプションには昭和20年代当時の写真が飾ってあったのですが、そのモノクロの世界の匂わすレトロな雰囲気に想像力刺激されまくり。

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ホテルのあちこちにレトロな雰囲気を大切にしている演出があり、ちょっとしたディテールも素敵だったり。下記の画像はそのひとつです。エレベーターの階数表示の数字なのですが、アール=ヌーボーで色っぽい。シオラの店名前や電話番号も、こんなレタリングを起こして作ってみようかな?

こんな素敵な数字が各階にあるので、わざわざ他の階の数字の画像も参考までにモバイルカメラにおさめてきました。





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これはホテルのレストランのエントランスです。何かに似ていません?そうです、パリのメトロのエントランス。アール=ヌーボーやアール=デコの名残を残した、無駄にお洒落で大好きなメトロのエントランス。あれに似ています。

私の記憶が正しければ「Vert」は緑。ベルギーに「緑の猫」って名前の駅があって、「何で緑なんだろ?猫なのに?」って不思議に思ったのを思い出しました。あの名前の由来、聞いてくるのを最後まで忘れていたわ。


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レトロかつノーブルな雰囲気を楽しんでいたのですが、この私が最後までノーブルに終わるわけがない。見つけてしまった、やっぱり・・・。

カフェに飾ってあった大きな油絵。普通に流して見ていれば可愛い少女達の絵ですんだ。だけど、私は気がついてしまった・・・「一番奥の右端の女の子、三輪明宏さんにそっくりね。」
少女らは全員、何となく三輪明宏さんに似ていた。最後に見つけてしまった三輪明宏軍団。

それにしても、雅やかな時代の名残を感じられるってことは一番の贅沢かもしれませんね。何しろ二度と訪れない時代を錯覚できるのですから。古いもの、もっと大切にしなきゃですね。