2008年6月29日日曜日

ご心配なさらずに。

以下、メルマガより抜粋。
��****

依然とたくさんの励ましの声をいただいており、その数に私自身が驚いております。
返信が不可能ですが、全て有難く読ませていただいておりますので、ご安心下さい。
不躾ながらこちらにてお礼を申し上げたいと存じます。有難う存じます。


ヨーロッパで個人主義というものを実感したことがあります。
日本人の多くは、個人主義って自由でいいわね、とおっしゃいますし、かつては私もそう思っておりました。
しかし、多くは個人主義とご都合主義を履き違えているような気がします。

個人主義における自由には責任が伴います。言動や選択に責任を持たねばなりません。
ヨーロッパが大人の文化、成熟していると言われる理由は、正しい個人主義 にあるのではないかと存じます。 当然、個人主義に付き纏う窮屈さもあるでしょう。



私は私の生き方として、BDSMというマイノリティの哲学を選びました。
個の小さな感情をつきつめると、アンダーグランドやサブカルチャーと言われるものは無視できませんでした。
そして、人が持つ心の闇の追究が大きなものへと広がりました。
異文化や様式の比較、偶像崇拝やフェティシズム、宗教、人種差別へと枝葉はのび、様々な問題突起に出会いました。
私の知識ではそれらをスムーズに理解することはできず、未だこたえの見つからぬものも多く御座います。しかし、ひとつひとつを能動的に理解しようと努めてきました。


今回のことを詳しくご存知の方は、不運やその他を理由に励まして下さいます。
だけれど、選択には選択の、無知には無知の責任と反省が発生します。そこから逃げずに今回のことを受け止めたいと存じます。
今までこの世界を探究してきたのと同じように、冷静に考え、反省すべき点を見直すべきだと。


そのようなわけで、今後についてのお問い合わせやご心配の声も多く御座いますが、皆様、とにかくどうぞご心配なさらずに。


��**今後については、私のメルマガ【ヨーロッパ通信】にて少しづつお知らせさせていただき、後にそれらをこちらのブログにまとめたいと存じます。



P.S. Nへ。
何も心配いらないから連絡してね。