2012年6月30日土曜日

「奴隷靴」と「枷ブーム」

今日パリはゲイパレードの日。
確かお昼から始まり、夕方バスティーユ到着らしい。
それからあちこちのバーで朝までパーティでしょう。
凱旋門の方で23時から朝7時までイベントあるみたい。
ちょっと見たかったけど、
少しのつもりで仕事していたらもう16時半だった。
パレードには確実に間に合わないなぁ・・・
せっかくの週末だし、夜少しだけでてみようかな?



話題になっているのでご存知の方も多いでしょうが
アディダスの、「奴隷靴」と言われ、
賛否両論でいてるスニーカーです。
足かせ(?)部分をイエローにしたことで
拘束感はずいぶん優しい印象を受けるのですが
��そういう問題か?と書いてて思うけど)
それでもやはり嫌悪感抱く人は多いのですね。

日本っていい意味で鈍感ですね、こういうこと。
ハーケンクロイツついたユニフォーム着て、
平気でブログに更新できてしまう国なんて
そんなに多くない気がするけどどうだろう?
ドイツ人は避けるし、フランス人は嫌悪感出すし、
ヨーロッパでは触れないようにしている。
それでもやはりこういう世界なので気になって、
何人かに直撃質問してみたのですが
ユニフォームとしてはやっぱかっこいい
という人は多かったです。

上記のスニーカーですが
別に何とも思わないけど、
スニーカーに足かせつけてみる必要あったのかな?
どうせなら革靴につけた方がかっこいいと思うけど
ストレートすぎてだめなのかしら。
これを機に、「枷ブーム」くるといいですね。
手かせついたTシャツとか。
子供っぽいのじゃなくてアダルトラインで。

・・・今度作ってみよう。
フェティッシュイベント行く時、
М男に着せたらかわいいかもしれない。

��****

Nさん。
いつかしてみたいですねー。
ガムテープ緊縛師の私としては。(笑)

身の置き場のないあなた、
丁寧にお返事ありがとう。
こみ上げるものが抑えられなくなった時、
いつでもコメントを頂戴。
今はおちついて作業したり考える時間が
いつもよりはあるので。

2012年6月29日金曜日

夜遊びとゲイバー

フランス人女子は太るのを嫌い、
ダイエットに励むそうです。
その割には豚率高いと思うのですが。
こういう私もすでに豚率あがっています。
日本で体重落ちすぎたので
とにかく食べようと食べ続けていたのですが
一度大きくなった胃は簡単には戻らない。
もう体重増やす必要ないのに食べ続けています。
おまけに3ヶ月も運動休止中。
やばいでしょ、自分。

こんな時に妊娠中のフランス人女子より
大きな板チョコを2枚もらった。
「妊娠中と言え、もうやばい。
手元にあると食べちゃうからもらって。」
・・・絶対に包み紙破らないぞー!!
すでに家中チョコレートだらけだよ・・・
すばらしい肉体から縁遠くなるばかり。

すばらしい肉体と言えば、
昨夜ゲイバーに行ってすばらしい肉体を見てきた。

イベントをお手伝いしてくれた若い男子がいて
お礼にということで食事に行くことになっていた。
来年パリでやる予定のイベントでもお世話になるし。

知り合ったのは最近なんだけど、
フェティッシュイベントのお手伝いは抵抗あるかな?
と心配していたのですが蓋をあけてびっくり、
まさに出会うべきして出会ったような人材なのだ。
「緊縛?超興味あるー!
でもどっちかというと縛られるほうが好きー。」
こんな感じなのだ。結構ディープな話もできる。
「○○君って性格サドで性癖マゾだね。
一番面倒じゃん、超めんどー。」
「えーーーー!」こんな調子。
多数の言語も操り、二十歳なのに視野も広い。
経験値なんて日本人の30歳でも負けるだろう。
とにかく頭も良くて面白い。腹も据わっている。
半端ないお坊ちゃん、お嬢様って
ぶっ飛んでて面白い人が多いけれど彼も然り。
誤解ないように伝えておくけど私の奴隷ではない。
彼はゲイだし。

マレというゲイエリアがあるんだけど、
そこに前々から気になっていたバーがあった。
食事後も話すは尽きず盛り上がり、バーに行くことに。
偶然にも向かったのは前から気になっていたバー。
女人禁制かと思いきや女性もOK。
平日の深夜なのに人がスゴイ。
とにかく混んでる。女性も少しいる。

パリの夜遊びは絶対男性同行じゃないとしない。
声をかけられるのかとにかく鬱陶しいから。
いや、こっちの男性のすごいところは
男性同行でもお構い無しに声かけてくるところ。
どんな簡単な英仏語でもわからないふりをすることも多い。
でもゲイバーはいいよー。
女性にとってこれほど安全に遊べる場所はない。
ほぼ放置しておいてもらえるので気楽でいい。

ステージで男性が裸になると男性が群がる。
こちらは露出とか関係ないので
どんどん脱いでフル勃起の性器丸出し。
射精までするらしい。
しかし、この男性もスタッフ全員も
見事にすばらしい肉体だ。
街を歩いていても普通に女性からももてるでしょう。
仕事とは言え(半分趣味でも)
この肉体を維持するのは尊敬する。

これから毎日PC作業に追われることだし
ストレッチ代わりに今日から軽いヨガも再開しよう。

とにかく継続。常に継続。何でも継続。
私よ、忘れるな。

2012年6月28日木曜日

たわいもない話

ちょっと感覚的に新しい風を吹き込みたくて
��自分自身にね)
珍しく目的なしに歩いてみた。
買い物するときは目的買い、出かける時も目的がある、
目的なしに出掛けるなんて普段しないくせに。
目的なしで行くに一番たのしいのは
カフェとスーパー。



��ヶ月くらい前の話だけど、
漠然と眺めていて気づいた。
飼い犬と同じ色の風を着ている飼い主がほとんど!
ある日なんて100%同じだった!
抜け毛など同じ色だと目立たないから・・・
という具体的な理由もあるかもしれないけれど。

でも人間だって関係性が深ければ深いほど、
同じような毛色になるよね。
極端にレベルの違う人が長く続いたなんて話はあまりないし、
長く付き合えば付き合うほど本性も出てくる。
ごまかしもきかないだろうし、
同レベルや同嗜好、同感覚の人間同士が集まるのは
自然なことなのでしょう。

・・・今日はあまりにもくだらない話を
だらだら書くので読まなくていいですよ。
日記ですよ、日記。小学生の。

フランス人は黒、イタリア人はネイビー、
そんなイメージなんですが
私は両方好きで、前はネイビーに凝っていました。
いいネイビーはなかなかなくて
とくに苦労したのが靴でした。
最近は黒ですが、一度黒にはまると楽で
なかなか抜け出せないのが黒の怖いところ。
本当は黒にも赤味を帯びていたり墨黒だったり
いろいろあるんだけど、ネイビーより誤魔化しきく。
色彩感覚なくなりそうな無彩色の最近。

フランス人はどんだけ黒好きなのかしら?
と思ったのがこれ。

この棚、全部「黒専用」のお洋服洗剤なんです!
日本ではないのでよく買ってゆくもののひとつです。

よく○○人ぽいという話題がでますが、
実際に現地人と動くと
日本人のイメージと全然違うことがあります。
例えばフランス人とドイツ人。
どちらが真面目か?というと大半の人はドイツ人って応えるし
私もそうだと思っていました。

最近、逆じゃないかなと。
ドイツでもフランスでもレストラン、バーは禁煙ですが
��テラスは喫煙OK)
意外や意外、守っているのはフランス人の方。
カソリックもあって意外と人目も気にするしね。
だから花の都のイメージと違い、
意外と地味でパリのストリートファッション面白くない。
ドイツ人はというと
禁煙のバーの中でもスパスパ吸う。
禁煙マークの隣に灰皿がある。
だから、レストラン、バー禁煙なんて帰国前日に知った。
おそるべし、ドイツ人。

でもやっぱりストリートファッション面白くない。
見ていて面白いのはやっぱ日本だ。
でもお洒落とは言わない。「面白い」だよ。


フランス人が非効率的なのは間違いない!
イベントでは実力行使しましたもん。
「タバコ吸いに行ってくる」
日本人出演者らが到着して既に20分待っているので
「だめーーーーー!!!!」と。
「なんで?」
ここんとこ日本人なので効率を考えているので
何を言われようが「だめ!」と説明。
結局、必死に実力行使で阻止!!

本当に1本吸って戻ってくるならいいのよ。
でもそんなわけないじゃーーーーん!!
その先で友達と会おうものなら・・・
��頭の中で時間を計算、この辺、日本人。)
挨拶始まって20分は帰ってこないよ!!
・・・と言ったら、
アムリタさんに「1時間でしょ」と言われた。(笑)
何も言わなきゃ本当にそうなのよ。
さすがアムリタさん。

実力行使で怒られましたが、
後でどうしてそのような判断になったかを説明した。
タバコ吸いに出て3分でしょ、往復で6分でしょ、
途中で友達にあうでしょ、
ビスして挨拶にひとりあたま5分。
ひとりなわけないからふたりだと10分。
もうこれで16分。
これがグループで話盛り上がると
あっという間に20分だよね?
せっかく日本から出演者来てるんだから
待たせるんじゃなーーーーい!!
こんな感じで。
「そ、そんなわけない・・・」
って最初は(やや弱気に)言いましたが
結局、すんなり認めました。
なんだ、わかっているんじゃん、フランス人。

フランス人からしたら
日本人はいろんな意味で神経質すぎるらしい。
友人夫妻に「神経質に掃除しすぎ、日本人は。」
って言われました。
私以外にも2名ほど日本人を知っているらしいけど
みんな神経質に拭き掃除するって印象らしい。
確かに埃、大嫌いっ。

○○人は・・・ってより最終的に個人だと思うのですが
傾向ってあるよねぇと微笑んでしまった。
やっぱり私は良くも悪くも日本人っ!

��****

風さん、
書いてみるので時間ちょうだいね。

2012年6月27日水曜日

ベルリンのSMクラブアバロン 2

今回、同行のМ男性のお相手をして下さったのは
サラさまというドミナ。
ドイツ人でもともとベルリンにいて、
あちこち回って戻っていらしたドミナ。
英語がむちゃ早い。すごく親切。
コケティッシュで表情豊かで魅力的な方。
プライベートでもラパープレイがお気に入りとか。

今回初めてみたのが
ラバーと音を組合すプレイ。
サラさまは声楽を勉強なさったことがあるらしく、
特技を取り入れたセッションですね。
なるほどなぁー!と。
忍さんと右京さんが書くかもしれないし、
彼女らの責め技になるかもしれないので(笑)
あえて詳しく書くのはやめておくことにしました。
とにかく追い込み方が絶妙でした。
代替品で工夫きくんじゃないかな?

それからドイツらしく尿を使用した
ラバーフェチプレイ。
ラバーマスクからのびたチューブの先にあるものは
ドミナらの聖水が入ったボトル。
これ以降は最後まで全てブレスコントロールを平行。
見た目以上にきつかったんじゃないかな?
最後にラバーのスリーピングバックと
エレクトリックプレイ。
人体を「モノ化」しつつも冷静にブレスをチェック。
��確かラバープレイで年間何人か亡くなっている。)
そこまでラバープレイに凝ったことはないのですが
改めて面白いと思いました。
翌日、レンタル用に程よいブレスコントロールの
ラバーマスクを購入しました。
今週末には東京に届くんじゃないかな?

残念なのはエレクトリックルームの
電気椅子が見られなかったこと。
最後にちょっとリクエストすればよかったのですが
すっかり忘れていました。

SMクラブ見学の翌日に右京さんとМ男性と
フェティッシュショッピング三昧。
私の探しているものはなかったので小物だけですが。
最終日に私だけ残って友人と会い、
翌日はフライト前に前から見たかったベルリンの壁見学。

ベルリンの壁。
東側はグレイで西カラフル。

アメリカ側のチェックポイント。


そうそう、友人から東と西では信号機が違うと聞いた。
イメージと違って東の方がデザインかわいい。
ここから西、ここから東だっだ、と見ると不思議な感じ。
ちなみに戦時中、西欧で日本のイメージは
「アジアのナチス」だったらしい。
洗脳されやすく暴走しやすい国民なのは
今も矢印違うだけで変わっていないのかも。
ベルリンと言えばアーティストには開放的で
ビザも積極的に出しているらしいし開けたイメージでしたが
他に比べると人種差別もある土地らしいです。
日本人の街デュッセルドルフまでとは言わないけど、
もう少し日本人いると思っていたけど、
アジア人が少なくて意外でした。

滞在の3日間、たくさんソーセージ食べました。
美味しかったので癖になり、
空港でも食べてみましたがいまいち。
それにしてもソーセージ食べると喉が渇く。
こうしてドイツ人たちはビールたくさん飲んじゃうのね。
私はビールが飲めないのですが
ラッキーだったのかアンラッキーだったのか。
たくさん飲めたらドイツ人のお腹みたいになるのかな?
あぶない、あぶない。
何はともあれ、ドイツにきたらソーセージ。
お試しあれ。

��****

ずるくなんかないよ。
みんなそうやって悩んだりしてると思う。
ただあなたの場合、内向的に感情がゆくぶん、
辛さもうちうちにゆくだけだと思うんだ。
発散できるようになればいいね。

この世に生まれてきた限りは
死ぬまで安堵なんてないのかもしれない。
気がつくか気がつかないかだけで
常に何かのテーマを突きつけられている、
そんな気がするから。

私も同じだよ。
いい事も悪いことも、
理由といきさつが納得できるように何かが起きる。
テーマの突きつけられ方も半端ないんだ。
この世にいる限り安堵の時は儚く終わる。

でも絶望的なものでもない。
流動的な時の中で、あなたの隣に必ず安堵がある。
みんな手元の安堵を集めて、
安堵を継ぎ接ぎにして少しでも長くしようとしてる。
お酒を飲むということ、
お友達と語るということ、
森を散歩するということ、
そして、SMするということ。
全部安堵の欠片。
みんな安堵の欠片を集めて生きている。

一緒だよ、みんな。
あなただけじゃない。

2012年6月26日火曜日

ベルリンのSMクラブアバロン

今年は[La Siora]の15周年だし、
変わったことをしてみよう、原点に戻ってみよう、
ということで企画したのがSMクラブのセッション見学。

本当はフランス人ドミナとドイツのクラブの2つを
予定していたのですが、ドイツのクラブだけになりました。
さすがフランス、レスポンスむちゃくちゃ悪いし。(笑)
またフランスでも出張形式のドミナは意外と多い。
今回予約の都合が合った中で、評判の良いドミナは
全員ダンジョンを所有していませんでした。

フランスでは夜SMクラブに行く予定でしたが
��日本のSMクラブとはちょっと違う。バー的な要素も含む。)
その日はスワップクラブ状態だというのでやめました。
日本みたいに露出だめとか規制がないので
どういう流れになるかもわからなかったからです。
��ぐろい時もある。)
パリではDemoniaだの何だで時間の余裕もなかったので
中止にしてちょうどいいくらいの時間の流れでしたけど。

ドイツで訪れたのはベルリンの[Avalon]
��年前にもお邪魔した時はダンジョン見学だけでしたが、
今回はM男性と同行して彼とセッションしてもらうことに。
目的に応じた立派なダンジョンがいくつもありますが
今回は日本では珍しいのでラバールームと
エレクトロニックルームの2つを予約してきました。

ウェィティングルームでのふたり。
ウェイティングルームと言っても
日本の小さいワンルーム程度はあります。(笑)
東京人の何十%かはこれくらいの場所で生活してると思う。
冗談なしで、ほんとーに。


責め檻に入ってみる右京さん。
「けっこう苦しいですょ!」
立って入る檻はヨーロッパで多いけど
ここのは高さ、圧力の調整と凝ってる。
お道具マニアにとっては
眺めているだけで満足度の高い一品。


お部屋の画像はサイトから見られるだろうし
シオラでも前にギャラリーにのせたので
あえて撮影してません。
こちらです、ご覧になりたい方はどうぞ。
[2009 Berlin 4]

今回予約のラバールーム。
いきなり日本人が放り込まれても
まず使いこなせないと思います。
これはラバールームだけでなく
こちらの立派なダンジョン全般に言えますが。


使いこなしてみると、遊びが広がります。
でもしっかり見学していたら、
実はホテルでもできるじゃん!と気がつく。
気がつけば何を買えばいいのかわかる。
初心者の頃はとにかく見て真似しました。
その中から自分のスタイルができていくし、
必要なものだけが残っていったのですが。
でも、今でも見学すると新しい発見があります。

つづきは明日ね。

2012年6月25日月曜日

身の置き場がないあなたへ。

「どうしていいのかわからない。」
逆にどうしたいのか考えてみて。
「どうしたいのかわからない。」
どれくらいのものなら自分の手に入るだろう?
そんな風にずるく計算して考えていないか振り返って。

・・・こんな風にロジカルに追っていっても
こたえがでないこともある。

こうしてあなたに問いながらも
あなたが求めているものがわかる気がする。
安堵の場所、それだけじゃないのかな?

とても強いものに守られること。
ドミナの母性が語られることはよくある。
実はそんな難しいものではないんだけど。
母が、父が、この世で最も強い
絶対の存在だと疑わなかった子供の頃、
母に、父に抱かれていた時間。
安堵はそこにある。
強い者の腕の中に安堵がある。

あなたが誰と出会っても
人としての強さをその人から感じない限り、
あなたは満足できないのかもしれない。
あなたの求めるものは単に鞭や蝋燭の世界じゃないから。
きっとドミナという強い女性像に
漠然と腕の中の安堵を見ているのではないのだろうか?

強さは優しさとはよく言ったものだと思う。
優しさの距離感はとても難しい。
また、どんなにすばらしい優しさでも
受け止める側に同等の能力がなければ
その優しさすらもわからない。
最強の優しさとは
二本足で歩む力を得る術を与えること、
共に見出すことだと思う。
その種の優しさは時に冷たい。

そしてもうひとつ、徹底的に飼いならすという優しさ。
実際に四肢を取り上げることはなくても
四肢を取り上げると同様の覚悟がなければ
成立しない優しさだ。
現実的に絶対の財力、精神的な強さ、
全てを委ねることできる信頼できる友人の
��つがなければ成立しないもの。
実際に四肢を取り上げた関係性においては
必ずこれがあった。
現世では犬を飼うのに似ている。
でも、こんなことは中途半端に手を出すものではない。


あなたの身の置き場のない焦燥感を思うたび、
前者の種の優しさについて考える。
だけど、今、私があなたにしてあげられることは
何だろうと考えても明確な答えがない。
「強くなりたいと願っている人」と
共に前進してみるのは如何なものだろう?
強さとはそこに存在するものではなくて、
存在を成してゆくものだから。

法治国家でなければ
安堵の中で殺してあげるのに。
永遠の安堵をあげることもできるんだけどね。

ディープに接したわけじゃないから
間違っていたらごめんなさいね。
二言、三言交わした言葉や短文から
何となく思ったことです。

��****

Tさん。
あなたがそこまで執着する理由がわかりません。
そっとしておいてあげたらどうですか?
私は何の関係もないけど気持ちとして
あなたが言っていたことは間接的に伝えてあります。
これ以上のことはして差し上げられませんよ。

��****

Nさん。
独特の匂いですよね。
匂い、音、改めて考えました。
ドイツのSMクラブのセッションは
あなたの嗜好とはぜんぜん違うけど
それらを使ったもので面白かったです。
これについてはまた落ち着いて書きますね。

��****

今日のパリは雨。
今年は夏がないといわれているそうですが
本当に秋服を引っ張り出して着ています。
革ジャケット着られるから嬉しいけれど。

明日から仕事に専念しますが、
この週末は静かに過ごしました。
用事ついでにテラスで一息ついたり。
この先、どこに住むのかな?
軽く、でも、一瞬真剣に考えたりします。
日本かフランスかオランダかベルギーか。
思いがけない他国なのか。

うーん。むつかしい。
皆さんは住みたい国、ありますか?

2012年6月23日土曜日

フランスの音楽の日と緊縛ショー

ベルリンよりパリに戻り、やっと一息・・・
と思ったら6月21日はフランスの音楽の日らしく
ディープフランスをもっと知ろうと言われ、
夜遅くに近所に出かけることになりました。

この音楽の日、フランスから隣国に広がり、
今ではあちこちで行われているそうです。
この日はレストランにもミュージシャンが来ていて、
そこらじゅうが音楽で溢れています。

驚きました。
深夜過ぎても大きな音が響いているんですもの。
住宅街の一角にもDJブースと大きなスピーカーが組まれて
たくさんの人が踊っていました。
許可は24時半までらしいのですが、そんなことお構いなし。
とっくに時間が過ぎても続いていました。
この日だけは音楽に関しては無礼講らしいです。

昨日からほっとすると同時に
どっと疲れがでました。
昨日と今日は完璧なお休みにしようと、
さすがに食料もないので買出しと片付け以外は
超だらだらモードで過ごしました。
こんなに寝たのは何ヶ月ぶりだ?というくらい
たくさん寝ましたが、まだまだ寝たい。

[Nuit Demonia]か長い時間が過ぎたようですが
実はまだ先週だったのですね。
ショーは素敵でした。
[忍さん]は和テイスト。
静かにフランス女性を縛りつつも迫力がありました。
偶然ですがパートナーの女性とも合っていました。
評判もとてもよかったですよ。
[里奈さん]はニュータイプの緊縛師という印象が
そのスタイルからも強かったと思います。
誰も見たことのないタイプですね。
[りこさん]は正統に和でそれを受けていて
バランスが面白かったです。

しかし・・・毎度のことですが
フランスでいろいろ進行してゆくのは大変ですね。
当日でもタイムテーブルが出ていなかったり。
出ていても変わったり。
��年前に比べたらよくなってきているとは言え、
ハイヒールで広いヴニューを動きまわるのは大変。
後半は足が痛くてギブアップ寸前でしたよ・・・
やっぱり日本人。
きちんと下準備しておきたいタイプなので
翻弄されまくった夜でした。
もっと遊びたかったんだけどね。

この後、ドイツに向かったのですが
これについてはまた後日。

2012年6月16日土曜日

生身の体に鞭を打つ。

パリです。
ラ・シオラからは右京ちゃんも忍ちゃん、
アマルコルドからは里奈ちゃんと理子ちゃんも
無事到着して元気にやっています。
ファンの皆様、ご心配なく。

今回の日本ではくたびれはてたので
飛行機の中でも珍しく良く寝ました。
昨日もそれなりに寝たけどまだ眠い・・・
明日は忍さん、里奈さん&理子さんのショーがあるので
くたばっている場合じゃありません。
来週後半からはじっくり時間があるので
かねがねやりたいと思っていたことをやる予定。

彩月さんのブログの[これ]を読んで、
そうそう、と頷いてしまった私。
時々、彩月さんの考えにははっとさせられる。
言葉違えど同じことを感じている時がある。

余計な情報が多すぎる。
情報が多いのはいいことなんだけど、
余計な情報を得て振り回されることが多い。
そうこうしてるうちに自分がなくなる、
目前のものを見落としてしまう、
最近良く見る光景です。

とくによく見る光景・・・
レストランで今食べているものを写メして、
旅行中のすばらしい景色を写メして、
ツィッターを更新するのに夢中なうちに
目前に流れてゆくもっと素晴らしいものを
見落としている・・・よく見ます。
情報を発信する側がこれなんですから、
必要な情報なんて僅かなものでしょう。
だから世の中に勘の悪い人が多くなったんだよね。
��あ、言っちゃった。)
でもこれだけ勘の悪い人間が増えると、
M男性にとっても問題よね。
いいドミナも減るってことだから。

PCや携帯電話がマスターで
もはや人間どもは奴隷なんですね。
コンピューターが人間をコントロールする
映画がありましたが冗談じゃなくなるかも。
使われていない人間の方が少ない気がするので。
ここはあえてアナログ寄りでいきたくなる。
やはり肌と肌。

彩月さんのブログをネタにして申し訳ないのですが
[これ]もわかるのよね。
乳首痛い?じゃあペニスにもっと強い痛みやろうか?
で、乳首の痛み忘れちゃう・・・みたいな。

確かに仕事でもある。
でも仕事の立場を忘れて共鳴してしまうこともある。
共鳴がゆえの残酷行為もある。
それを理解の範疇を超えている人から
その真意もわからず非難を受けることもある。
非難を受けてもたち進むドミナも減ったと思う。
それだけ他人の目を気にして
びくびくしている人が増えたのかもしれない。
でも、そもそもSMなんてのは日陰の世界でいいし、
正当化する必要もないと思ってみたりもする。
正当化しようとするからおかしくなる。
そっと心のうちうちを曝け出す、
そんな関係でいいのではないかと思う。

ドミナも人だ。
人情に流される。
結局、人と人。
携帯電話もPCもこれ以上にはなれない。
人と人のツールでしかない。
やはり生身の体に鞭を打ちたい。

2012年6月11日月曜日

純粋と無知と娼婦

無知と純粋なのは違う。
無知と純粋は時々同じだけど、
実は相反するもの?

純粋って穢されることがないもの。
それを証明するには
良いことも悪いことも知って、
乗り越えた結果どうか?じゃないと
そこに純粋が宿るのかどうかさえ
判断できない。

よくあるよね?
「あの人は不幸に襲われ変わってしまった」とか
「お金持ちになってから人が変わったね」とか。
片寄った側面から見ているだけじゃ
判断のつかないだろうし、噂話だけかもしれない。
でも明らかに悪く変わる人はいる。

変わらない=頑固じゃないから、
誤解しないで欲しいんだけど、
この「変わらない」は人間としての高潔さとか
そういった類のことだから、
自分だけの感覚で善悪を決めて
変わらない・・・というのとも違う。
何て説明すればいいんだろう?
考える、という行為をする以前の
心に植え込まれたメカニズムに近いような。
そのメカニズムはいつ出来るか知らないけど。

無知って純粋である必要がないんだよね。
だって、無知なんだもん。
これから知ってゆく段階の中でどうなるのか。

でも、人は子供を純粋だと決めている。
経験の少ない人間の無知だからこそ発する発言に、
「いいねぇ、純粋で。」と目を細めたりする。
実際に自分も言われたことあるわけだ。
・・・そうなのか?純粋じゃなくて無知じゃ?
齢二十歳、ふと疑問を感じた若かりし日の私。

漠然とそんなことを思って生きてきたわけですが、
思いがけないところで「純粋」に出会ったりした。
いやな経験、辛い経験、汚いことも知って、
尚かつ純粋でいる人は存在する。
“そんなことあったのに
どうしてそんなんでいられるの?”という人が。
いるんだよね、菩薩のような人が。
いや、若くしてお亡くなりになったので
いたんだね、というべきだけど。

その人は身体を切り売りしていた。
その中でいろんなことを見た。
でも、決して穢されることがなかった。
良いことも悪いことも、
天国も地獄も見た上でも純粋だった。
彼女のそれは、無知な子供特有のものとは違う。
社会のしわ寄せを受けた人に目を向け、
手を差し伸べ、社会的にも何とかならないかを考え、
行動もしていた。

私は“娼婦”って言葉が好きなんだけれど
慈愛と寛容に満ちた娼婦に勝る女性はいないと
思ったりすることもある。
良妻賢母も処女もセレブなマダムもSM嬢も
彼女らには叶わないんだ、と。
マグダラのマリアが娼婦だったと言われるのは
そんなこともあったんじゃないかな?

人の善悪も美醜も知って受け入れて、
純粋であり続けることができる人は
一体どれだけいるんだろう?

私が奴隷に身も心も切り刻むような(笑)
命令を要求する時は、
余裕無く命令に向かう必死さや
純粋をバーチャルでもいいから証明して欲しいのかも。
・・・というとかっこいいが、
そんなこと別に考えてないよ。(笑)
外部の入る隙のない張りつめた空気が好きなだけ。


純粋でいるには体力も精神力も両方要るんだよね。
ゆとり世代以降、両方ない人が多いから
純粋も減るのでしょうかね・・・?


都内の会員様
いや、ブタはだめでしょ、ブタは。(笑)

��さん。
ここ1年くらい途絶えていますが
彼女とは何かと連絡とってますよ。
��年に1回くらいのペースで会うかな?
でもSM関連のお付き合いじゃないんです。

��さん。
ごめんね、やはり無理でした。

2012年6月10日日曜日

あの「亜李砂様」、ここにあり!!

最近、オープン時~10年くらい前に
在籍していたドミナらとの縁がある。
なんでだろう?
ふと連絡をくれたり、突然謝られたり(笑)
びっくりしてしまう。
ただでさえナチュラルアルツハイマーの私、
よくも悪くも細かいことなど
��いや、大きいことも)覚えていない。

あの時はごめんなさい、と言われても
実はよく覚えていなくて
「10年近く気にしていたのに!!」
と相手に落胆?されたこともある。
いや、ここまで覚えていないと呆れられる。

でも不思議なことに、
在籍していた女の子はみんなわかる。
今年で15年だから一体何人在籍していたのか
今となってはわからないけれど、
ひとりひとりのことはよく覚えている。
みんな元気だといいね。

私はかーなーりーいい加減。
神経質なのはお部屋の片付けだけ。
いずれにせよ、時間が経つのも悪くない。
こう言えるのも、
良い時間を重ねた良い仲間たちと
再会しているからだけれど。


「亜李砂様」
この名前をご存知だとしたら
【La Siora】がオープンして間もなく、
入会なさったお付き合いの長い会員様ね。
彼女が在籍していたのは12、13年くらい前。
とても人気のあったドミナ。

��日前、亜李砂ちゃんと会った。
12、13年ぶりの再会。
全然変わってなくて
相変わらずネコみたいに可愛い。
会員様と3人で食事した。
そして【Bar AMARCORD】に来てくれた。

相変わらずサディスチンな亜李砂ちゃんだった。
でもボンデージとか捨ててしまったらしく、
アマルコルドでは久しぶりに
「ボンデージ着たい!」となって
↓着てみました!!
20120609001のコピー

・・・。
何も変わってない。
雰囲気もそのままじゃない!!
【Le Donjon】行ってプレイ見て
「むらむらするーーー!!」と叫んでた。(笑)

12,13年ぶりだというのに、
まるで昨日会ってたみたいな私たち。
恐ろしや、SM繋がりって深いよね。

そして、人間椅子。
ほんとーに様になります。(笑)
「ザ・女王様。」
20120602003のコピー

現シオラ+元シオラーズの同窓会の
飲み会やろうって話も進行中ですが、
ここ見てる元シオラーズはどれくらいいるかな?
いたら連絡下さい。
少し先になりますがマジ企画になりそうなので。

元シオラーズの皆様のご多幸を
ずーっと祈り続けています。
皆様、お元気で楽しい毎日を!

2012年6月9日土曜日

仁菜さん画像追加と・・・犬は生きろ、ブタは死ね。

【仁菜さんの画像追加】しました。

仁菜さんって言えばコスチューム姿と、
普段の理知的な女性である時のギャップもいい。
スタッフやドミナらからさえも
深窓の令嬢って感じ、
それもやってほしいという意見が多い。
・・・のですが、コスチュームだけ撮影して
私服を撮影しなかった!!
ひかるさんは私服姿もあるのに仁菜さんはない!
ということで簡単ではありますが
私服姿を撮影、追加しました。

物静かですがじわじわとくる仁菜さんと
勢いある直球でくるひかるさん、
共通点は多いのにほんと、逆で面白いです。
相反する個性がお互いの魅力を引き立てており
本当にいいコンビでの入店だわ。


おふたりの撮影の時に同時撮影したのが鳴海さん。
入店時はばっちり付け睫つけていたのですが
最近、つけていません。
たかがつけま、されどつけま、
こんなに小さな毛虫のようなげじげじひとつで
顔って左右されるのですね。
今の鳴海さんもナチュラルかわいいので
等身大の鳴海さんを撮影しました。

鳴海さん、普段の方が面白いんです。
遠慮せず、そのまま出しちゃった方が断然いい。
犬は生きろ、ブタは死ね。
シオラーズはこれ聞くだけで
鳴海さんの座右の銘だ(笑)ってくらい定着。
そんなわけで・・・
ブログのタイトルこれでいいじゃない?
その方が面白いよ!
それでがんがん言っちゃおうよ!
と私は思ったのですが、どう思う?ドマゾども。
マゾには聞いてないからね、ドマゾに聞いているのよ。

紫さんなんて昔のメルマガのタイトル
情熱変態!ムラサキレンジャー!
だったわよ。
濃い変態ばかり集まってて面白かったわね。
まさに紫、冷静と情熱の織り成す変態ぽい色。
赤やピンクはいても、
子供番組には絶対に選ばれない色よね、
ムラサキレンジャーって。

そうそうカラーで言えば、
今度シオラーズが「マゾクロ」が結成するそうですよ。

2012年6月4日月曜日

フランスデビューとSMショッピング

フランスでNuit Demoniaが開催されます。
年1回、毎年恒例のこのイベントですが
今回は6月の開催です。
今までの冬の開催と違って初夏です。

今回は下記の3名が海外で初ショー。
【La Siora】【忍さん】がフランス女性を縛ります。
【Bar Amarcord】からは【里奈さん】【りこさん】
着実に緊縛の腕を上げている里奈さんが
ポルノ女優のりこさんを縛ります。

世界から訪れるフェティッシュ界のVIP、
出演者がサイトで紹介されているのですが
もちろん彼女らも紹介されています。
見てね。→【VIP】
私の紹介されておりますが・・・
私はとくに何もしません。(笑)

ショーはやりませんが
【右京さん】も渡欧します。
パリではNuit Demonia以外のSMの場所も訪れ、
ドイツではSMクラブでリアルセッション見学予定。
それと、ユーロ安でチャンス!!
ということで。
SMショッピングにも力を入れます!!

日本経済考えると円高だのユーロ安だの、
喜んでいる場合じゃないとは思うのですが
ここはやっぱり喜んでしまう。
世界経済より個人のお財布・・・
人間小さいなぁ。
でも、先回のオフィスのトラブルで
レンタル革グッズもかなりダメになったので
新しいものを購入しようと思っていたのね。
このタイミングでユーロが安いなんてラッキー。
キプロスの問題もあるしもっと落ちるかしら?
為替も株もやらないので経済わからないけど、
そんな期待も抱いてしまう。

やはりSMショッピングはヨーロッパでは
オランダ&ドイツが最高だと思うので
このタイミングでドイツってホント、ラッキー!!
ちなみにアメリカはサンフランシスコが
SMショッピングには最高らしいです。

こんなレンタル品が欲しいという
リクエストのあるラ・シオラ会員様、
よろしければお知らせ下さい。
意識して探してみますので。


Mさん、おひさしぶりですね!
そうなんです、ふたりとも素敵です。
仁菜さんは可愛いイメージを希望されましたが
画像よりちょっと大人っぽく、
多面性を持ち合わせています。
一度にその全部を出すのは不可能で、
そういう意味で言うと実物ももっと良く、
ラッキーと思っていただけるでしょう。
ひかるさんは日毎に変化してゆくでしょうね。
��ヶ月後には別人くらいに変わる可能性も。
変な自意識は少なく、
SMへの興味の方が暴走しているところが最高。
共通点も多いのに表現は正反対なふたりです。

Nさん。
シュークリームは大好きです。
嫌いな人ってまずいないよね?
シュークリームとカレーライスって。

Oさん。
いないのですよ・・・残念。
それとまとめて休むので問題ないですよ。
堕落的な1週間を作ります。

2012年6月2日土曜日

ベビードミナふたりの画像。

La Sioraサイトの【トップページ】
ベビードミナのおふたりが登場しています。
こちらの画像です。

こちらは使わなかったけれど
せっかくセレクトしたので載せちゃおう。


業務終了!
あとは更新してもらうだけ。
ふぅーーーー眠い~!
一息もつかずに一気にやったわよ。
頑張って早起きして・・・いや、
もう5時過ぎたから寝られないかな・・・
とにかく早ければ本日夕方以降に、
遅くても明日からアルバムご覧いただけます。

更新の前に少し公開。

ひかるさん。
撮影1日ですでに大化けの気配。
やっぱりにらんだとおりだわ。
艶やかな美人になるわよ。


仁菜さん。
おそらくとてもギャップのある女性。
清楚で理知的な美人だけど豹変しそうで
飽きない女性だと思う。

そんなわけで・・・
あとはプリントアウトに行くだけ。
もう一息ね、今日も頑張りましょう。