2008年11月3日月曜日

本気で遊ぼう、本気でやろう。

今日より【朝霧リエ有料ブログ】が本格的にスタートしました。
最初の数回は有料メールマガジンで流れたものです。お間違いなく。

さて、11月。秋も本格的・・・というより冬の一歩手前。私の一番好きな、そして元気な季節の到来です。何しろ退屈ほど怖いものはないと思っているから、行動的になれる気候が一番。

ところで皆様、最近本気で遊んでいますか?本気で何かしていますか?

私は常に本気ですけど、ここのところ本当にまじめに、本気でBDSMに取り組んでいます。
ある意味原点ですから、「あれ?これは11年前にもこんなことがあったような・・・?」「そうそう、こんな感じ!」とか、2度目の原点からの出発の中で、蘇ってくる記憶も多いのですね。
出来上がったものの大切さ、守る大変さもあるだろうけど、それとは別物です。

改めて無垢になりますね。

出来上がっていると思っていた細かなもののひとつひとつに目がゆくのです。
そして、出来上がっていると思っていたものは、本当は違って、色褪せていただけだと気がつくこともあります。

小さな例で言えば、ご入会時に書いていただくクエスチョネアー(カルテ)。
これで良いと思って使っていた。でも、ふと考える。「これでいいのか?」

恐ろしいことにそれで完成形、作り上げてきたお山の石のひとつだと思っていると、
細かなことや時代の流れとの温度差に気がつかない。
BDSMが時代によって内容が移ろうとは思わないけれど、
表現は常に時代に合わせて変えてゆかなければと思っている。
なのに、見落としがち。

細かに思う「これでいいのか?」
カルテひとつを眺め、これを見た時のM男性の気持ちを考える。
もし初心者だったら、この紙の鞭や蝋燭の項目を見るだけでも怖いだろうな?
��初心者がこれを見て、不安がったり怯えたりするのを見たり、
追い打ちかけて怖がらせたりするのも好きだけど。)
どの部分で怖がらせず、窓口を広げ、誘導してあげるか?
そうすると、これを担当するドミナやレセプションスタッフの対応も変えなきゃな・・・と切りがない。

そうやって考えると新鮮なこと、まぁ面白いこと。
そこから始まるドミナどM男性のコミュニケーション、ただ真面目にやるだけじゃ面白くない。
如何にやんちゃさせるか、如何に冒険するか。
そして、如何に広がりを持たせるか、鞭や蝋燭の切り取りでないBDSMに繋げられるか?

やりたいことがたくさんある。
ドミナの講習内容を全ひっくり返ししたいくらいだもの。
原点に戻り、やりたい講習内容がたくさんある。
楽しく遊べて、みんなが目をキラキラさせるようなね。

ああ、大変。何でこんなこと思いついちゃうんだろう。ちょっと予算もかかるかな?
思いつかなきゃやらずに済むんだけど・・・ああ困った。
とか思いながら、本気でやっている私。

皆様、本気で遊びませう。
たかがBDSM、されどBDSM。何て奥深く、楽しく、罪なのかしら。