2009年3月4日水曜日

ペットのいる生活

動物愛護で有名な杉本彩さん。彼女のブログにまたもや悲しい記事がでています。
[杉本彩さんのブログのペットS.O.S]

私のブログの無料投票の「気になることを選んで」の結果はペット問題がトップでした。
地球温暖化 、石油価格の上昇 、株価低迷 、二極化現象 、
テロ問題 、食の安全 、ペット遺棄・動物虐待 、国の借金残高の中で、
圧倒的な差をつけてトップです。

ペットのいる生活は楽しいもの。
「流行の犬種じゃなくなったから。」「引越するから連れて行くのをやめた。」などの安易な理由で
保健所にペットを連れてくる人も少なくはないようですが、考えられません。

人間って、少なくとも人間を「消耗?」して生きていません?
古い彼を捨てて次の彼に変えることもあるし、友人と絶縁することもあるでしょう。
いろんな理由や言葉があるでしょうが、消耗の一種のような気がしてなりません。

人間の大人は自分で選択することができます。選択には結果が伴います。
どんな言い訳や理由をつけても、何らかの選択を行って自分が出した結果であることは否めません。
誤った選択をすることだって、後悔することだってあるでしょう。
それを人のせいにしたり、自分の不運を悲観するだけの人もいらっしゃいます。
だけど、それも全て自分が選択した結果なのです。

そんな簡単なことがわかるまでに時間がかかったり、感情に負けて相手を許せなかったり、
果てまたわからないままに亡くなる人もいらっしゃいます。

そんな中で、消耗したりされたりして保っていると思うのですが、
消耗とは選択する能力がついてからできること。
悪い意味で使われることが多いですが、別に悪い意味で申しているのではありません。
捨てることも時には大切だし、捨てられた方が楽なこともあるでしょう。

恋人と別れようが、奴隷を捨てようが、お互いの選択の結果で付き合い別れたわけですから、
理由や事情はあれど納得するしかないわけです。

しかし、選択をできない立場の生命もあります。
子供、そして、動物。
きっと彼らもたくさんの選択を繰り返しているのでしょうが、
自分たちでは何ともならないことが大きすぎる。
そんな彼らを裏切る、消耗することだけは、
どうしようもない理由なしにしてはいけないのではないでしょうか。


うちのわんもペットショップで悪い環境にいたわん。
友人が2週間チェックしており、悪い環境の上にとうとう捨て値がついたのを発見。
殺されてしまうかも?と「衝動買い」してしまったわんです。
しかも、コリータイプででかいシェルティ。小学生に「あ、ラッシーだ!」と言われます。

都会のペットショップに疑問なんですが、
都会人のライフスタイルに合わない犬種の割合が多すぎません?


うちのわんの「巣」。ベッドと言うより「巣」。
数々のものが持ち込まれており、きちゃない~!
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また紙袋を見つけて巣に持ち込んでいるわん。
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前のベルジアンタービュレンは全然吠えない犬種でした。
シェルティはよく吠えます。あまり吠えるとこうされます。むにゃ~っ!
画像-0103のコピー


このブログで何度も書かせていただいた言葉ですが、また改めて記します。
マザーテレサの人類愛を語る言葉もいいですが、私が一番好きな言葉はこれです。
『 国家の道徳的な面での進歩とその国の偉大さは、その国が動物をどのようにあつかうかで判断できる。(ガンジー) 』

動物のことを考えられるくらい日本の行政も成熟するといいですね。