黒髪にした。悔しいが、黒髪だ。
何で悔しいかと言うと、PCの前でニンマリしている奴隷3番の顔が浮かぶからだ。奴は私が髪の色を茶色に変えてきた時、露骨に「いや~な顔」をした。
その時、街中茶髪だらけだったので、茶髪の方が普通ぽく見えるかなぁと思い、染めてみた。子供ん時から目立つって言われ続け、それがちとコンプレックスだったから、茶髪にすれば普通ぽく目立たないかな?と思ったのだ。
それに、色で遊んだことがなかったのでやってみたかった。その時はベルギーに住んでいて、ベルギーの(ヨーロッパの)カラーリングは進んでいるので、やってみたかったのだ。
そんな私を見て、3番の攻撃が始まった。3番は茶髪が大嫌いなのだ。「最低!」「うわっうわっうわっ!!(いやな顔)」・・・他、なじり言葉の嵐が1年続いた。奴隷にこれだけ酷くなじられたことのある女王様は、世界でもこのワタクシだけであろう!えっへん!奴隷3番には「言葉責めプラチナ賞」を贈りたいと思う。
なので、意地でも黒髪にはしたくなかったのだが、茶色も飽きたし、ここ何年か髪型も変えていないので目新しいことがしたくなり、今は黒髪で前髪パッツンだ。(癖毛が強いのでボブぽくはならない。)
それと、黒髪にしたのにはもうひとつ理由がある。
★愛犬のお散歩中の雑談で・・・「日本語おじょうずですね。」
★パン屋で・・・「いやぁ~、入っていらっしゃった時、日本語通じなかったらどうしようかと思いましたよ。」
★道をきこうとして「英語、ダメです!」(→サングラスしてたせいかも。)
ここ最近で言われた言葉だ。いろんな国の人に間違えられたことはあるから慣れているけど、流石に連発されては「日本人らしくしなければ!」と思った。で、欧米志向の欧米人受けを狙ってるひと昔前の日本人女性みたいな髪型にしたのだ。どうだ!今時のパリにいたら笑えるだろ!流行遅れのベルギーに田舎でも笑えるね、絶対。
食事療法をしているせいか、たくさん食べているのに痩せてきてしまったのと、毎年夏になる不調でげっそりしてるので、確実に黒髪の私は怪しい。黒いワンピースにサングラスの自分がショーウィンドウに映ってるのを見て、自分で驚いたもん。怪しいスパイだ。しかも、正義の味方じゃなくて映画の最初の方にあっけなく殺されてしまう方のスパイ。目立たなくしたつもりが浮いてる。こんな風貌してまさか有機野菜に拘っているとは、誰もが信じないだろう。・・・暫くトレーニングウェアや手抜き服以外のものを着るのは止めた。
そして、奴隷3番。いい気になることなかれ。最後の理由。
今、大人しく黒髪にしておけば、次に赤や金色や紫や緑の髪色にした時、インパクトが大きいからだ。嵐の前の静けさ、受け狙いの為の作戦だ。次は茶色どころで済ませるつもりはない。黒は期間限定だと思ってくれ。
これは、茶髪の私を罵ったお前への挑戦状だ。次は怒りを通りこして、無気力にさせてやるからね。
こんな私と3番だが、息が合う部分もある。お互い鞭好きなのと(1本鞭)濃いお化粧がダメと言う点だ。
顔が濃いのでメークしていると思われがちだが、実は普段のメークは手抜きだ。(ホントにすいません。)滅多にファンデーションは塗ってないし(繭の粉使ってる)やっているのは眉毛とチークと口紅だけだ・・・。(プレイする時はアイラインも描くよ!)
こんな手抜きが通用するので奴隷3番は有り難い。
しかし、人生一度限り。髪の色が青であろうがピンクであろうが、好きにすればいいのよ。だからマゾよ、思いっきりマゾれ!世界中の魅力的な全ての女王様とプレイしてやる!くらいのつもりでマゾれ!
・・・なんかよくわかりませんが、今日は夜更かししてしまったのでおやすみなさい。