2009年7月7日火曜日

お勉強会2

画像-0355のコピー

お勉強会のお話の続きです。
【お勉強会1はこちらから。】

会員様から「何かすごい改革をやるのですか?」という期待の問い合わせがありました。
しかし、そんな大それたことは考えていません。
今更お恥ずかしい話ですが・・・というレベルのお話なのです。

クリエイティブな部分をのばす為、個性と自主性を尊重しながら、
気づきをもってもらう為に、上からカリキュラムを与えるのはやめてきました。
インスピレーションや創造性を喚起させるような示唆を与えるような、ある意味間接的な指導を行ってきました。

テニスに例えます。
コートに立つにはルールを知り、ユニフォームとボールとラケットを用意して、フォアハンド、バックハンド、サーブ、スマッシュなどの当たり前の基礎をマスターしてないと試合にならないし、相手に失礼ですよね?
今回求めているのはその程度のことです。

今まで私がやってきた指導というのは、当たり前の試合、ラリーの応酬が相手とできるレベルのプレイヤーに対するものでした。
今回、試合以前のプレイヤー達もいたということを知り、ショックを受けました。(ベビードミナは別です。)
ですから、足指を骨折しない為にシューズを履いてね、ラケットとボールを持ってきてね、それからこうやってボールを打つんですよ、女子の試合は3セット、これが最低限できる体力と集中力をつけましょうね・・・というものです。

素人にテニスを出来るようにレクチャーする内容の見直しというだけのことです。
ウィンブルドンにでましょうとか、そんな話ではないので誤解なさらないで下さいね。

まともに試合できるレベルでないと、試合に出せませんよね?

ただ、このような意志を自分の革命に繋げるきっかけにするのは良いことだと思います。
ですが、スマッシュが苦手だからやらない、バックハンドは苦手だからバックにボールを打たないで欲しい・・・という次元でとらえてしまうのはレベルの低い話です。

最低限のことができてから、自分がどう自由に戦略を練るか、という話です。

ドミナの行き詰まりや悩みは、どれも取り越し苦労ばかりでした。
悩むのって簡単なんですよね。やるのは大変だけれど。
やってから悩んでいないから内容が薄い。

素養の深いM男性と同じコートに立ってラリーの応酬・・・まで、到達していないのではないか?と感じました。

鞭、縛り、衛生はおろそかにすると事故に繋がります。
縛りは努力が形にでます。
今回、縛りを強化したいのではなく、口だけでなく、どれくらい行動できるかを見たかったのです。

縛りを習ったとします。習ったことで満足していれば、そこで成長が止まります。
継続が必要です。
別に、緊縛NG、鞭NGというドミナがいてもいいのです。
スマッシュもボレーもできなくても、素晴らしい試合ができる卓越したフォアハンドを研鑽して自分のものにしていれば私は何も言いません。

全て経験してみた結果、私はこれ1本を研鑽してものにする!人の3倍くらいやってやろう!というのであれば、私もM男性達も個性と実力として認めるのではないでしょうか。
そういう熱意とパワーと実力に溢れたドミナがいるならば、そのプレイのエキスパートナーとして応援してゆきます。

しかし、現実は食わず嫌いや努力不足、言い訳をする人の逃げ道です。
繰り返しになりますが、バックハンドが出来ないからフォアサイドだけにボールを打って下さい、他は受け付けません・・・というのであれば、それは自由でもなく、単にワガママとごり押しです。
自由、自己主張、単なるワガママ、ごり押しであり、受ける相手が迷惑を被ります。
��つづく>