2013年6月20日木曜日

愛する人が逝った後

友人の友人の、あるヨーロピアン男性と再会した。
会うのは2回目、親しいわけじゃないけど
何かと繋がっていた。
共通点もいくつかあって深い話もしたし、
何となく親しみはあった。

彼は日本人の奥様と日本に住んでいた。
奥様がお亡くなりになり・・・
というと随分上の人の話のようだけど二人共30代。
奥様が逝かれてからまだ2年。
前に会った時は奥様もいらしたけど、今はいない。

すごく強い人だ。
気が狂うような・・・いえ、
実際に悲しさで狂っていた時間を乗り越え、
前を向こうとしている。
ただ国際結婚で彼女の国に、
たったひとり彼女なしでいるのは辛すぎた。
奥様との思い出に溢れた日本を後にした。
心より彼女を愛していた。
でも前を見なければいけない時間がきたのだ。

彼は奥様の死について
今まで誰にも話したことがなかったらしい。
初めて深い話をしたらしい。
話したことで心の整理ができればいいと思う。
話せるということは前進だと、改めてわかった。
対人間関係においても、自分の心においても。

「みんながとやかく言うような
小さな問題なんて僕にはどうでもいいんだ。
一番大切なのは人。」
彼の言葉。
大きな問題にぶつかった時、
同じことを感じたことがある。

ありきたりの言葉だけど
一度限りの人生を悔いることなく生きたい。
そして何が自分にとって大切なのか、
見失わずにゆきたい。

↑ガラケーの方、見られなかったらごめんなさい。
親友のビーバーを亡くした犬のお話。
【こちら】

偶然にもその頃にあった会員のN様のコメント。
「死ぬまでに後何回セッションできるんだろう?
と考えることがある。」
遊びも仕事も真面目にやろう。
日本は福利厚生など恵まれていないし、
先行きの不安を考えてしまう人が多い。
��↑他国の人々を見て本当にそう思う。)
でも、今は今だけなんだなぁと思うと
不安になっている暇ももったいない。