2021年5月11日火曜日

慎みたまえ、口。コロナ禍中のBDSM愛好家。By Rie Asagiri

今日は特別なお知らせです。
2020年4月初めての緊急事態宣言が出された裏側で、
こんなことが生まれ始めていたのです。
春らしい陽気の元、新緑の芝生の上から世界へ。

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Lily Rinae監督の「慎みたまえ、口(英題:Keep your mouth shut,my dear)」はコロナ禍のBDSM愛好家をとらえた短編映画です。

舞台は日本、古民家が背景でありながらも、雰囲気は西洋の古き良き時代の白黒映画。その中でエナメルが黒光りし、革の拘束具が鎖の音を放ち、麺とバラ鞭が飛沫を飛ばす。退廃的、戦後のような…うーん、ひとことでは言い表せない。多様な世界が脳内で交差します。

日本、東京では2020年4月から緊急事態宣言に入りました。その時にBDSM愛好家の間で膨らみ始めていた苦悩は、リリー・リナエ監督の魔法により「 慎みたまえ、口」となりました。

実は私もこの映画にほんの少しだけ、雑談に加わった程度に関わらせていただきました。(笑) 映画というのは錬金術なのですね。監督のセンスによってこのように膨らむ。
世界の映画祭や配信を賑わし続けております。

(下記は配信が終わったものも含まれます)
London Fetish Film Festival, UK
Nachtschatten BDSM Fetish Film Festival, Germany
EROTICA Art & Film Festival, Melbourne, Australia
OGA Visual Art Exhibitions, Roma, Italy
Rieti & Sabina Film Festival, Roma, Italy

そして、今現在はアメリカマサチューセッツ、ケンブリッジの映画祭選出。
リリー・リナエ監督による裏話(英語)などリンクからお読み下さい。 (動画も観れます)

19th Caostica International Short Film and Music Video Festival, Bilbao, Spain  
{こちら}