2009年11月30日月曜日

スランプの人の言うことです。



葛藤しているのはドミナ達だけでなく、M男性ももそうみたい。
言いたい放題の意見をもらうと、ふたつが対立している。
「そんな客層入れるなよ。」
「仕事なんだから希望さえ満たしてくれればいい。」

・・・ちょっと待った!!!!!
エゴマゾであろうが我が儘マゾであろうが、
それはそれで面白い。
しかし、希望叶えるだけじゃ・・・そこだけは譲れない!
どうせならやる以上、+αを狙ってゆきたいもの。

La Sioraのコンセプトは「ドミネーション&コミュニケーションBDSM」
ドミナもスレイブも、最初は50:50で始まるとサイトにも書いた。
要望に100%応えれば楽なのに、わざわざ50:50にしてある。
コミュニケーションBDSMですから、応じるだけでは成立しない。

��性の強いMは、コミュニケーションに積極的でない。
��性の強いSは、コミュニケーションが苦手。
「無視」ひとつとっても、S性の強いSは、
コミュニケーションなのか、いじめなのか、計算しつくして行う。
自分の快感の為に残酷になる。
逆に、M性の強いSは、否定要素が過剰になる。
コミュニケーションスキルは先天性、資質の部分も大だから、
S性、M性がとても出やすい。
コミュニケーションBDSMの所以はそれもある。

Mに翻弄されるSもいるわけ。
Sを快楽の道具として使うMもいるわけ。
それもコミュニケーションの結果。
Sだから、Mだから、ではなくて、関係性による流動的なもの。
・・・やっぱり本気でやらないと。(笑)

上記の中で、M性の強いS?と疑問を感じた人もいるでしょう。
でも、人間100%S、100%Mって基本的にはないじゃない?
どちらかが強いか、もしくは、関係性において変わったりする。
断片的な行動だけでSだのMだの言えない。
��であることはMであることを否定することじゃないし、逆も然り。

S、Mの定義はなくて関係性による流動的なもの。
Sになるか、Mになるか、相手あってのこと。
ここです、BDSMの醍醐味は。

つくづくLa Sioraは・・・
100%僕のいうことをきいてくれなきゃ嫌!ってM男性向きのお店ではない。
仕事って割り切れないドミナの集合体でいいと思っていますから。

でなきゃ、わざわざ休日にトレーニングに参加しないでしょ?
何らかの興味がなきゃわざわざこないし、真剣にやれない。
La Sioraは,仕事って割り切りたい女性には迷惑なお店で、
最初から選択肢から省かれると思うの。(笑)

少しでも本気でやろうと小さなメッセージをたくさん発信しています。

「本気?面倒。」・・・と言う人もいると思うのですが、
精神的にも肉体的にも若い方は、常に本気ですよ。
だって、若さがあるわけだから。
本気を斜めからかまえて見る人は、
精神的に老けているか、肉体的に衰えて、本気で向かう体力がないだけ。

最近の若者が再び本気でやろうとしているようだし、
これからのBDSMは若者が作ってゆくわけですから、
きれいごとを言わず、問題突起してゆきたいかな。
評論タイプの大人を見て、彼女ら彼らがあきらめてゆく・・・
そんな悪循環にならないよう、がむしゃらにやるつもり。

・・・反面教師になるかもしれませんが。(笑)

何度も言いますが、スランプの人の言うことです。
気になさらずに。
ここ数日の「垂れ流し」は適当に流しておいて下さい。