2006年5月31日水曜日

ジャワ島への募金 と 人助けとSM

583256ee.jpgまたもやご無沙汰してしまいました。最近はしっかり籠もって、吸収すべきことを勉強?していることが多いです。これもきっと、ひとつの成長期ってことで。人間、いつまでたっても学ばなきゃいけないことだらけです。

その合間、リフレッシュに散歩に出るのですが、もっぱら緑のある場所ばかりに行っています。都内なので完全な自然の中ってわけにはゆきませんが、緑の中は気持ちいいです。画像は散歩中に見つけた「カラスが凶暴になっています。要注意」という看板。笑っちゃいけないのですが、絵も可愛くて笑っちゃいました。

またもや大きな地震がありました。大好きな自然の一面であるとはわかっていても、やはり怖いですね。被害にあった方々の傷が一日でも早く癒えることを願っています。
大きな地震が起きるといつも薬やテントが不足しているというニュースが流れます。郵便局に行って「○○の地震の募金をしたい」って言うと、簡単に募金できるのをご存知ですか?用紙に記入するだけで、簡単に募金できるのですよ。今回ならジャワ島の募金をしたいって言うと、すぐに用紙を出してくれます。

時々、SMクラブのドミナであることを相談役、人助けの如く勘違いなさっているドミナがいます。私もそんな錯覚に陥りかけたことがあります。また、SMクラブで働くことを「お金じゃない」と言うドミナもいます。最近、その度に思うのは、じゃあ、お金受け取らなきゃいいのに・・・って。

SMじゃなくても「お金じゃない」って言ってる人ほど、ちゃっかりとその仕事への投資額が少なかったりしますよね?本当にお金じゃないなら、SMの場合、衣装や道具にぱーっと使っちゃえばいいし、自分がもっとプレイしたい時は延長代を自分で払ってでもプレイすればいいのにって思うのです。そこをちゃっかり金額だけ受け取って「お金じゃない」って言うのは間違いでないか?と思うようになりました。正確に言うなら「お金だけじゃない」ってことでは?

ビジネスと人助けは違います。SMのように思いをこめてやる仕事は、確かにお金だけでも仕事だけでもありません。お金でない部分が大き過ぎるからです。でも、本当に人助けの気持ちの部分でやるなら、不言実行でいいし、表立って言うことでもない。ましてや、人助けならお金を受け取ってはいけないと。

人の相談に乗ったり、助けたりするって、相手より経済力も、精神力も、知識も知恵も、コネクションも、全てが長けてなければできないことです。確かに相手にとって励みになる存在になることはできるかもしれませんが、助ける、相談に乗る・・・まで言うのは、一種の思い上がりかもしれないと感じます。

ボランティアの募金だって、本当は助けるなんてことにはならないのでしょう。助けているつもりであれば、それも思い上がりのひとつなのだと思います。不変でない地球上、思いがけない災害、不安定な国交・・・いつ助けてもらう立場になるかわからないわけです。ただ、貸し借りしているだけだと、最近そんな風に考えるようになりました。