2021年3月31日水曜日

咲様からのご挨拶 By Rie Asagiri

アールデコ、華麗なるギャッピー
について書いていますが、
脱線して最終日を終えられた
咲様のご挨拶をお届けします。

無事に最終日を終えました。
前在籍時、復帰後と
応援して下さった会員様、
有難うございました。

咲様、プロのドミナとしては
やり切ったとのこと、
表情がすっきりしていました。
ひとつの区切りとなったようです。
復帰後、短期の間に
いろんなことがありました。
ひとつづつ乗り越える度、
強く美しく成長しました。
今、潔く、眩しいくらいに輝いてる。
笑顔でお見送りできて良かったです。

今後はSMバーなどで
のんびり遊んでゆきたいとのこと。
どこかで笑顔にであう
チャンスがあるといいですね。

咲様からのご挨拶です。
*****

最終日、思い出のある方達と素敵な時間を過ごし、セッションをする事が出来て気持ちよく締め括る事が出来ました。

前退店時とは違い、私生活も充実していて幸せです。

幸せの形は人それぞれです。

慕う女王様とSMを通して共有する時間、美味しい食事を楽しむ時間、家族や好きな人と過ごす時間…

どうか皆様が幸せでありますように。

今まで応援してくださった皆様、ドミナの方々、フロントさん、朝霧リエさん、本当にありがとうございました。

大変なご時世ですが、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。


2021年3月27日土曜日

アールデコ & 咲様の最終日 By Rie Asagiri

もうすぐ咲様の最終日。

よく退店してから
〇〇様とプレイしたかった…と
仰る会員様がいらっしゃいます。
そのドミナの在籍が
年単位のこともあれば
1年足らずの場合もありますが、
数か月も腰をあげずに
後悔をなさるわけです。
なのに毎回数名は
〇〇さんとプレイしたかった‥
というM男君がいる、おいっ!
そんな決断力なくて大丈夫かっ?

縁を作るも作らないも自分。
縁があったかなかったかなんて、
過ぎてからわかる。
脳裏に張り付いてるM男とか
セッションの感覚があって、
後になって縁があった相手だった
…とかわかるの。
旅愁に近い感情。
良い思い出…だけでもない。
過去のドミナのそんな感情を
抱いたM男性もいるのでは?
これは腰をあげて始まったこと。
始まりあれば終わりあり。
別れは辛いものだけど、
何もないより良いと思う。

腰を上げなかったM男性、
それも自分の決断なので
何もなかったことを後悔したり
嘆かないで下さい。
ここはポジティブに、
波風たたなかったことを
前向きに捉えて生きて下さい。
いいじゃない、それで。
こんな時代に何もないのも
有難いものよ。
だって、SMよ。
良いドミナと出会っても
相性の合わないドミナと出会っても、
何らかの波はたつから。

「何も起こらないこと」は
平凡な幸せとも言えるし、
面白くない、退屈にもなる。
もっと我儘に言えば、
特別いい事もないと
皮肉ることもできる。
考え方次第。
それが嫌なら、
あがれ、腰。あげよ、腰。

世界中がこの事態。
ありきたりですが、
後悔なきよう、
お互い頑張って生きましょう。
*****
1920年代、
パリからアールデコが広がり、
建築、ファッション、
様々な世界で伝説の人も生まれた。
アールデコからアールヌーボー、
ベルエポックは私も好きな時代。
アールヌーボーに目移りしたけど
一番最初に好きになったのは
アールデコ。

建築、衣装、その背景は
BDSMともよく合う。
1920年をテーマの
古城のパーティに行った時、
アールデコというものは
不思議だなぁと考えた。
(貴族所有の大きな古城で、
主催もその貴族だったこともあり、
数百人はいるであろう
参加者全員のドレスコードも完璧。
皆様の想像以上だと思う。
まさに昔に戻った気分)

無駄をそぎ落とした直線美は
大量生産が盛んだったことから。
実はお洒落でも何でもないんだよね、
スタートは。
赤黒白、そして金。
セルジュルタンスが浮かんで
洗練のイメージだけど、
大衆にむけての様式なのよね。

第一次世界大戦後だというのに
アメリカでは禁酒法。
開放なのか抑圧なのか
よくわからない…
それでも今でいうパリピがたくさん、
街も経済もはちゃめちゃに…
いったいこの時代は何だったのだ?

長くなったのでまた…

2021年3月24日水曜日

相性良すぎは破滅の元 & 瑠璃様 退店 By Rie Asagiri

まだ動き続いているLaSiora。
お知らせです。

瑠璃様 退店しました。
ご本人の希望でご挨拶はなく、
お店からの告知のみです。
短い在籍でしたが、
SMと接点が持てて納得。
SMより興味をひかれるものを
見つけ、そちらの世界へ。
出勤は少なかったけれど、
毎回 熱烈な固定ファンからの
支持もありました。
彼女を応援して下さった会員様、
有難うございました。

*****
仁菜様のこのブログ、
お読みになりました?
{こちら}

相性良すぎて破滅に向かう…
そうならざるを得ない関係を
思い出しました。
相性良すぎて破滅なんてあるの?
と思われるでしょうが、ある。
この場合、BDSMよりもSM。
肉体も精神も被虐加虐だけが
エスカレートしてゆく。
調教と躾けが抜け落ちるんだ。

マゾはセッション中に
「このまま殺してほしい」
と呟くことありますよね。
私にどう殺されれば理想的か?
などを語るマゾもいました。
サドであれば、
「この先を見たい」
(=先には全て終了の瞬間しかない)
「限界を超えたい」となるのかな?
うーーーん、いい言葉が浮かばない。
ここ数年、現実的な仕事ばかりで
この辺の語彙が萎んでゆく。

「これは危険なので
やらないで下さいね~」
講習で言ってることも
ギリギリまでゆく。
その先にゆかないように、
でも、神経を研ぎ澄まし、
ボーダーに触れるまではゆく。
マゾがエッジにいるのを確認したら
理性を働かせて、戻る。
この理性も捨てちゃえ、
と自分をからかうけど、
それはしない。

肉体的責めであれば、殺人だ。
精神的責めであれば、
殺人にはならないけど、
マゾは確実に一生、背負う。
病んだ精神かもしれないし、
抜け殻になるかもしれない。
どうであれ「普通の人」で
いるのは無理な域になる。
抜け殻というのかな。

サドがボーダーに触れる時、
マゾは止めない。
こんな経験は稀、数はないけど、
100%マゾは止めない。
止めるどころか、底なしの沼へ
意識が沈んでゆくから、
出来る事と言えば、潤んだ目で
終わりの先を見ることだけ。
安楽死で逝く前の
一瞬大きく開く目を
弱々しくした濡れた目。
それが一瞬で終わらず、止まる。
たぶん、こっちがその気になれば
終わりにもできる。

快楽の中で終わるって
表現されることかもしれないけど、
快楽すらない状態だと思う。
快楽ってのは「何か」がある状態。
それもない、からっぽ、無。

相性良すぎると
そこまで行ってしまう。
そこまで行く必要はないけど、
知っちゃったら仕方ない。

*****

La Sioraに入店する未来のドミナに
どのようにSMを
伝えるかを考えたりする最近。
続きは明日、明後日にでも。



2021年3月16日火曜日

ルイ子様 長期休暇に。By Rie Asagiri

美しいおみ足で登場、
ルイ子様 長期休暇に入りました。
先日、我が家でお茶をしました。
安定していて、安心感がある。
いい意味でマイペースでぶれない。
正統派のThe Dominaという印象で
それは実際に間違いないけど、
SMの話をすると、
ユーモアに溢れた発言も飛び交う。
細かいことは忘れたけど、
何度爆笑したことか。

つい最近、ペットの話をしていた時、
「多頭飼いって憧れるよね~」
「あ、そういえば、
多頭飼いって動物にも言うんですよね!
人間に使ってたので」
かつて…
私も同じこと思ったことある。笑
でも、本来は動物が先だったよね…
と終わりました。笑

英語のブラッシュアップに
マルタ島に留学、
帰国後は外国人会員様との
コミュニケーションも広がった。
次、戻ってくる時も
ひとまわり大きくなっているはず。
ファンの皆様は寂しいだろうけど
忍耐強く待ちましょうね。

*****

改めてBDSMの基本的なことが
面白くなって
初心者同様の動きをしています。
やはりこういう立場なので、
他の業務に追われて、
自分がプレイする時間は確保不可。
もう10年くらいまともに
プレイしていないんじゃないかな?
今、SMに興味ある素人女性と
SMの1,2,3から
一緒に楽しんでいます。
初心者として素人女性と一緒に
SMを知ってゆくのは面白い。

コロナ騒ぎになる前、
20代前半のオス奴隷ができた。
某国の男性ですが、
日本に住んでいました。
若いのはあまり好きではないけど
それなりに面白い始まりだった。
しかし…ある事情で
ブレーキをかけざるを得ない。
つまらないなぁ…と
距離ができたところで、
そのオス奴隷の友達が
マゾであることをカミングアウト、
名乗りをあげました。笑
彼も同じ国の出身です。
そして、コロナ禍。
帰国せざるを得なく、
今はメールが定期的に来ますが
(あ、返信してない…)
ばっちりプレイはしてないけど、
確かにこの友人は素質がある。笑

興味があるけど
まだ足を突っ込んだわけではない、
そういう方々と一緒に
白紙になってスタートするのが
もっぱらのマイブーム。
もう一度やり直しってことですが
これ以上の贅沢はない。

コロナ禍の中、
あたふたしても始まらない。
収束を見越して、
興味あることを楽しみながら
力を蓄えておくのに
良い時なのかもしれません。
足元と、この先、
両方をしっかり見て進みましょ。





















2021年3月10日水曜日

藤香様からのメッセージ Rie Asagiri

藤香様が最終日を終えました。
永遠様が裏シオラにて
書いて下さいました。
{こちら}

桜の木の下で、この春に
卒業なさるドミナの送別会を…
なんて夢見ておりましたが、
新型コロナウイルスの影響で
許されず、もどかしい。
それでも藤香様と
思い出話で盛り上がる予定。

丁度一年前の今頃、
ヨーロッパ駐在中だった藤香様と
頻繁に連絡を取り合っていた。
新型コロナウイルスの
影が本格的に重くなり、
アジア人差別の報道も目立った。
お仕事の予定も急変したので
帰国の相談をしていたのです。

欧州在住の会員様とプレイ、
欧州SM巡り、お道具ショッピング等、
楽しみしていたのに残念…
未曾有の事態の中で、
自由にSMができた時間の再来を
誰もが待ち望んでた初夏、
ラ・シオラでプレイ復帰。
まさか今年、退店になるとは
お互いに思ってなかった。
次回、欧州SMリベンジしよう!
…と話していた。笑
世界的にも思いがけないことの連続、
みんなそうだったわけですが
藤香様はいつも癒しオーラで
控室を包んでくれてました。

会員の皆様、
藤香様を応援して下さり、
有難うございました。

藤香様からのメッセージです。
*****

最後のご挨拶ということで、長々と書いては直しを繰り返していたのですが、
強い想いを形に起こそうとすると陳腐な表現にしかならず、悔しいです。
それ程、BDSM、ラ・シオラで得られた感覚や経験を言葉にすることは難しい。

人間は心底面白い。醜く、優しく、汚らしくて愛に溢れてる。

生きて、この世界に出会えて良かった。

温かな感謝の気持ちで一杯です。

Mの方々、リエさん、ドミナの方々、フロントの方々、皆様には本当に良くしていただきました。誠に、ありがとうございました。ここに感謝申し上げます。

人生一度きり。薄っぺらな他人の物差しで図られた表面上のものなんて意味が無い。想像と創造を絶やさず濃厚な魂の交流を。”生き様”を思う存分、晒しながら、味わいながら、生き抜いて下さい。

私と関わってくださった全ての人々の幸せを、心から願っています。

*****