2007年12月4日火曜日

TimelyEurope:ゲント1

お届けが遅くなりました。今ゲントからブリュッセルに帰る電車の中です。

本日はフランドル伯の城見学。拷問具も展示されています。
この様子はいづれシオラのウェブサイトのギャラリーでお届けできるかと思いますが、とりあえず簡単画像をお届けしますね。

ギロチン


このギロチンの、切り落とした首が入る袋(多分、麻)、何か新しくってキレイなのになっていてがっかり。
前は本当に使用していたんじゃないか?ってくらいの、いい汚れ具合のだったのになぁ。

拷問


拷問の絵とそのお道具を、揃えて展示してあります。親切。中にはこんなお人形も。
そういえば、アムステルダムの蝋人形の博物館、マダムタッソーでは、腹裂きの人形もあった。

エスカレートする大衆心理、おそろしいですねぇ。
こんなことがあちこちで行われていて、世界中に拷問の話があるとは。

そんな残酷な歴史の遺物、SM道具。
そんなものを使って遊ぶ私達も、またいけない人間です。
でも、その行為のベースに、愛と平和があったりするのが興味深い。

BDSMを通じて、言葉不便な異国の友人や奴隷が出来て、より関係を深めることができた。
時には戦争の原因にもなる宗教の違い、文化や風習の違いすら、
BDSMの世界では、寛容に認め合ったりもしている。

面白い。