2008年5月23日金曜日

鞭競技協会設立のお知らせ

以下メルマガより抜粋。
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今日は初夏らしい爽やかなお天気ですね。
そのお天気に相応しいスポーツの話題です。

サウダージの話題から広げてゆく途中ですが、
まだ書きあがっていないので、先に鞭競技のお知らせです。

ヨーロッパで知り合ったドイツ人から、ウイップキラッキングという鞭競技の存在を教えていただいたのが6年くらい前かな?
日本に戻り、鞭を振ることもなくなった頃、幸運にも出会えたのがサーカスパフォーマーのDioさん。

Dioさんはパフォーマーとして大成功、世界中で活躍なさった方。
彼の特技のひとつに鞭競技があったのです!
日本で鞭競技をなさる方との、初めての出会いです。
初めて目にするプロのフォームはそれはそれは鮮やかでした。

そしてDioさんから幅広い知識をいただきました。
それまでの知識と言えば、カウボーイ競技であることくらいでしたが、
シューティングという的当て、音をならすクラッキングと、数種類の楽しみ方があることや、正確なフォームなども知りました。
��詳しくはサイトを。)

そして、鞭競技が盛んなアメリカやオーストラリア、カナダへと、ヨーロッパに傾きがちだった私の視野が、世界へと広がりました。
何かに偏らない、これだけでも意味あることです。

スポーツとして、エンターテイメントとして、鞭競技は想像以上の広がりをもたらせてくれました。
映画『インディジョーンズ』『マスク・オブ・ゾロ』や、シルク・ドゥ・ソレイユのラスベガスの『ズーマニティ』で、その面白さをご覧いただくことが出来ます。

でもね、スポーツとしての面白さは、鞭を握って感じていただきたい。

私が鞭を手にする・・・誰もがSMでの鞭をご想像なさることでしょう。
しかし、鞭競技はそれとは全く異なるものです。誤解なきように。

何が異なるか?と申し上げると、打つ側の気持ちも、技術も、使用する鞭も、目的も全てが異なります。
私はどちらも好きですが、混同したくないという気持ちが強いです。

スポーツの良さは年齢を問わずに楽しめること。
もちろん年齢や体力に合わせた配慮は必要でしょうが、そこにも意義が存在するのではないでしょうか?

若者は高齢者を労わることを覚えるかもしれない。
大人が子供達を指導してゆく中でのコミュニケーション。
子供達に鞭の長さを見て、距離感を教えることは、人間関係の距離感のヒントになるかもしれません。
世代を超えたコミュニケーションのチャンスです。

鞭と言うお道具は、楽しみにも武器にもなります。
危なければ取り上げると言うのが今現在の風潮です。
取り上げるのではなく、ものの使い方ひとつで楽しみになるということ、武器にしないことも伝えてゆければと存じます。

鞭競技協会
http://www.sportswhip.com/