2008年10月31日金曜日

NA:NAさんからのご挨拶

ラ・シオラのメンバーの皆様、HPをご覧の皆様、

 ラ・シオラに来て1ヶ月弱が過ぎました。最初から短いとは思っていましたが、本当に夢のように楽しくあっという間の時間でした。はじめましての挨拶をしたのが昨日のことのように思えますが、気づけばもうさよならを言わなくていけない時期になってしまいました。

 私が入店してすぐの頃、メッセージに「1対1にこだわりたい」ということを書きました。なぜなら、私はシオラ入店前よりこの11月からSMバーという「1対1ではないSM空間」に戻ることを決めていました。そしてそれに伴い、今後「1対1のSM」というスタイルを二度ととらないことも決めていました。だからこそ、それまでの1ヶ月と少しの間、一生懸命に真摯に、そして本当に最後に「1対1のSM」に悔いが無いよう取り組みたいと思ったのです。そしてそんなわがままを聞いてくれ、受け入れてくれたのがラ・シオラでした。

 短い間ながら、出会ったM男性達はみな本当に印象深く、私自身楽しい時間を過ごさせて頂きました。どうもありがとう。シオラでセッションした一人一人のこと、全員のこと、みんなと過ごした時間全てを、私は忘れません。

 そして今「1対1のSM」に悔いはありません。今回あらためてSMの本来あるべき姿である「1対1」の楽しさや醍醐味、そして良さを感じました。そして同時に「やりきった」と自分自身納得しています。納得できたからこそ、また「1対1ではないSM空間」を作りあげる事に何の躊躇も後悔もなく突き進む事ができそうです。私自身が次のステップに進む為に、ラ・シオラには、私には美しすぎるくらいの最後の舞台を用意して頂いたと心から感謝し、またそんな私の我儘に付き合ってくれたM男性にも心からありがとうという想いでいっぱいです。

 今後は、お店のスタイルやお店自体が異なってしまうので、皆様に会うことはなかなか難しいかもしれません。でもSMが好きだということに関しては、皆様となんら変わりはありませんし、私は今後もSMの世界に携わっていきます。シオラではもう二度と会えないかもしれないけれど、同じ嗜好を持つものとしていつかどこかでばったり会える日を楽しみにしながら、私は私自身の道を行くことにします。短い間でしたが本当にありがとうございました。

 私はラ・シオラが大好きです。一瞬でも、ラ・シオラの一員でいられたことを誇りに思いながら今後のSM人生を生きてゆきたいと思います。ラ・シオラ万歳!

Na:na
2008.10.30