2009年2月17日火曜日

女王の天性

最近、ブログの更新が少ないぞ!というお叱りのコメント多数。
反省し、こうして更新に励んでいるので許して下さいな。

動画続きでモバイルからご覧いただいてる方には申し訳ないのですが・・・
Abbey Lincoln さんが"Left Alone "を歌っていらっしゃる動画をみつけました!

ここで、背景を詳しくご存知でない方にご説明。
この"Left Alone "という曲は、ジャズピアニストのMal WaldronさんがBillie Holidayさんの為にかいたもです。哀愁漂うこのメロディ、誰もが必ず耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ベルギーにて、語学力不足により何かと不自由な私でしたが、Mal Waldronさんご一家には大変お世話になりました。マルさんの生前です。

「リエちゃん、いろんな世界の“女王”と言われる人をみて、あなたはSMではなく、SMの世界じゃない人を基準にしなさい。」
そう教えて下さった方がいらっしゃいます。
その方に「ジャズの女王だから会った方がいい」と言われ、連れて行っていただたのが、N.Y.からいらしたAbbey Lincolnのライヴ。Mal Waldronさんのご友人でもあったので、楽屋に入れていただきました。
ジャズファンには凄いことだ!と羨ましがられるのですが、私は音楽に明るくないので、ただお二人の迫力に見とれるばかりでした。何だかすごい人たちってのはわかりますから。

Left Aloneはいろんなアーティストがアレンジしているのですが、Abbey Lincoln さんが歌っていらっしゃるのは初めて。こみあげるものがある歌声ってこういうものなんでしょうね。

いろんな世界の女王たち、魅力的な方々ばかり。
偉大すぎて私自身が基準にすることは出来ません。また、私は向上心が欠如している為、自分の地球の大きさを変えようとまでは思いませんでした。
女王の風格、天性でしょうね。後天的に作れるものではないような気がしますから。


きいてみてね。しびれます。