2009年7月19日日曜日

帰国しました。パリ。

ただいま。
メルマガ「奴隷3番のお留守番通信」おもしろかったですね。
これからも時々書いてもらうことにしましょう!

今回は本当に旅行らしい旅行でした。観光らしいことをしたからでしょうね。
ベルギーにいる時に、もっと地道に観光しておけばよかったな。

・・・いえ、本当は今回が観光では困るのですが・・・

と言うのも、今回は雑貨関連のお仕事での渡欧だったの。
リサーチも買い付けもイマイチでした。
ヨーロピアンのバカンス時期にそんな仕事を入れるべきではなかったのかも。
それとも、ゲルマンの国にゆけば違ったのでしょうか?

また、これだけ全くSMのない旅行は始めてでした。
M男君とディナーに行ったのと、アダルトショップを一軒覗いただけで、
他は全てお仕事、普通に過ごしたのでした。


さて、今回、観光気分を楽しめたのはボディガード氏のおかげ。
カメラもPCも持たずに出掛けたので、気の利いた画像は何もありません。
モバイルの写メですが、画像を交えながらあちらでのお話など少し。
今回はパリ。

初日と翌日はパリに、ホテルに泊まろうと決めていたので、
安いけれどやたらと評判の良いホテルを予約してみました。
あっちに家がないと荷物を持ってゆかねばなので面倒。
その反面、ホテルを探していると旅気分が盛り上がって嬉しい。
最初の2日間以外は行き当たりばったりですが。

パリのホテルはあたりでした。
全然ゴージャスではないけれど清潔で素朴、親切。お部屋からは中庭が見えるの。
基本的にあまり大きな街は好きでないので、このように緑があるだけで安心。


そして、翌日はマレ地区へ。
1回しかパリに行ったことがないという方でも抑えてる場所ですよね?きっと・・・

私がふらふらひとりで歩いていたら、絶対に見落としているであろう場所がいくつか。
フライヤーを持ってくるのを忘れたのか、名前不明の美術館ひとつ。
次にこちら。→【Musee Carnavalet】

そして、珍しいところではこちら。→【Vert d'Absinthe】
【アブサントと言うお酒】のお店です。
お酒、グラス、特殊な飲み方をするお酒なので、それらの用品が揃っています。

Vertと言うのは仏語で緑、私の知る数少ない仏語のひとつ。(汗)
言葉の通り緑のお酒がボトルに入っていましたが、透明のお酒もありました
��アブサントかどうかはわからないけれど。)

私はシャンパンを飲めるようになったのが去年なので、お酒の知識は皆無。
フレンチカンカンや当時のことを調べていた時、
【Baby Dollのみらのさん】からアブサントの名前を耳にして知ったのです。
偶然ですが、アブサントの話をした後にこのお店を見つけたのでラッキー。
でなければ、わざわざお酒のお店に入ることはなかったでしょうから・・・

このお酒は幻覚作用を引き起こすと言われ、発売製造が中止になりました。
緑色の妖精が見えるとの噂もあり、【ニコール=キッドマン主演のムーランルージュ】では、
緑色の妖精が飛ぶという粋な演出がされています。

今のアブサントは幻覚が見える成分を抜いて製造、最近復活したそう。
ちなみに、それでもアブサントというとイメージはあまり良くないみたい。
というのも・・・
この後になって、ベルギーでこのアブサントのグラスとスプーンが欲しくなったのね。
いくつかお酒のお店を覗いてみたけれど、全然見あたらず。
あるお店で「アブサントのグラスとスプーンはありますか?」と質問したら、
おじさんは不機嫌、おばさんは無視。
次のお店では若いお兄さんが(注射を打つ真似をしながら)
「強いのが好きなの?」・・・みたいな質問。(笑)

解禁になったのが2005年と新しいので、新タイプをご存知でない方も多いのでしょうね。
ちなみに・・・アルコール度が高いらしいので、私には無理でしょうね。

↓マレ地区に貼ってあったポスター、こんな洒落も。(笑)


美術館に昔の看板がいくつか展示してありました。
実はこの手の看板、すごーく好きなんです。洒落きいたものもあるし。


そして・・・
今回の中で、いえ、今までで一番好きなオブジェといっても過言でないのがこちら。


高さ50㎝にも満たなかったかもしれない。でも、美しい。
一目惚れとはこのこと、静寂な空気がそこを包んでいたの。
これと同じ大きなものを造る予定があったそうですが、中止になったそう。


他にも郊外のシャトー、教会、繁華街と、
書ききれないくらいたくさんの場所を見ましたが、いずれそのうち。ちゃおちゃお。