2016年4月11日月曜日

出会いのチャーンス!

日本でフェティッシュイベントというと、
Kinkyな服を着て踊って騒ぐだけ・・・
という印象を持たれがち。
でもヨーロッパでは
出会いの場としていい役割をしてくれていた。

古い読者はご存知でしょうが、
ベルギーでSMファミリーとお互い呼び合う、
14人の仲間でSMの館をシェアしていました。
これも某国のフェティッシュイベントにて
あるM紳士に声をかけられたのが始まり。

それ以外にも
フェティッシュイベントでは思わぬ人と知り合い、
レア体験をたくさんしました。
とんでもない場所、セレブリティたち、秘密の招待、
普通じゃありえないことなど。
プロのドミナは滅多にいなくて
某国のドミナと、私を含む3名だけだった。

今でもそのことは片鱗たりとも
ブログやFB、インスタグラムにでることはないし、
私自身も書いたことも話したこともない。
もちろん、この先も。
その場にいる誰ひとりとして
携帯電話やカメラを取り出すことはなかったし、
今でも時代と逆行したまま。

BDSMの本質って結局、
あまりかわらない・・と思うけれど、
日本は移ろいが激しい気がする。
時間の流れがはやいのかもしれない。
でも、これういう感覚が
「面白い日本」を作っているんだろうな。
飽きる暇がないもんね、日本って。
何に対しても選択肢の多さがすごい。
それに比べると先述したことって
様式美に縛られ、時代遅れ。
常に移ろう面白い日本の真逆。
でも、それが現代では手に入りにくく、
価値あるものだとその場の人はわかっている。

海外のフェティッシュイベントに行くことがあったら、
華やかなステージだけでなく、
ちょっと地味な場所に時々目をやってみて下さい。
べニューの陰を通り過ぎた時、
暗闇から出没した紳士に声をかけられたことが
全ての始まりでした。
華々しい表より、
常に陰にも目を向けてしまう癖が
私をそういった世界に引込んだのかも。
今思えばね。