2006年7月20日木曜日

日本が最も理想的な生活をしていた時代?

ライフスタイル、食を語るとどうしてもベルギーを褒めることになってしまうのですが、それは私が東京にいるからだと思います。(ちなみに日本なら長野に住みたいと思う今日この頃。いいとこですよね~。)
また、現代の日本の食がアメリカの影響大であるからだと思います。(欧米化とか書かないのは、ヨーロッパの影響はむしろ薄いと思うので。)
なんて言ったって、アメリカの研究家が調べたところ、世界で最も理想的な食事をしていたのは日本だったのですから!でも、悲しいことに日本は日本でも今現在の日本ではないのですよ。300年前の元禄時代の日本だと言うことです。穀物を主食に(精白してないもの)旬の野菜、海藻、小魚などが中心の食生活だったそうです。

SMを追求し続けると思わぬところまで研究?は及びます。芸術含む文化・生活習慣・大衆心理はあたりまえのこと、それらからアンダーグランド・性癖がどのように影響を受けるか?まで考えたり。食もそのひとつですね。今まで重きを置いてなかったのですが、食が性格に与える影響も大なので、結局軽視はできませんね・・・。

昨日、オーガニック・エコロジーと言う観点で日本が一番良かった時代はいつか?って書きました。答えは江戸時代。あくまでも聞いた話、私が思ったことですが。苦手なものはたくさんありますが、その中でも最も苦手なのが数字と日本史。こんな私が言うことなのでかーなーりー当てになりません。(笑)ただ、江戸マニア?の友人がいるので、話はよく聞きます。

江戸の街は運河が流れ、夏も涼しく風流だったと言われます。今のアムステルダム以上の運河があったという話です。今はその運河も蓋をされ、太陽の光の届かない河では目などが退化した魚が泳いでいるそうです。

江戸と言えば長屋。長屋で出た排泄物・灰・生ゴミは畑の肥料にする為にその業者が買いに来たそうです。とにかくゴミを捨てると言う発想がなく、リサイクルが当たり前だったそうです。端切れはその業者が来て古着に、ロウソクのロウも業者が買い取ってゆき、クオリティが落ちるものの、またロウソクにリサイクルしたそうです。折れ釘も業者が回収、髪の毛さえもかつらを作るため回収されていたそうな。

壊れたものは全て改善業者が回っていて、直してもらえたそうです。それでもゴミが出る場合もある。最終的にはゴミ回収業者がいたそうですが、何にもリサイクルできないゴミを回収は、お風呂を湧かすのに使われたそうです。燃えないゴミは殆どなかったでしょうから、本当に無駄のない生活をしていたのではないかと言う話。

日本は国と文明が開かれるまで、島国ならではの、というより資源の少ない国ならではの理想的な生活をしていたと思われます。化石燃料が使われるようになってから、大きく変化してゆくわけですが・・・。

江戸を極めたい人は江戸文化歴史検定をどうぞ。最近1級ができたそうで、私の友人は1級に挑戦するとかしないとか・・・。何でも極めるっていいですよね。