2011年5月31日火曜日

八方美人ドミナの限界

【昨日の話】の続きです。

去年の後半から続く入店組らは、SMクラブは初めてでも
プライベートでパートナーがいたり、プレイ経験のあるS女性が8割。
いわゆるお仕事上だけでSMと関わっている女性ではない。
私もかつてそうだったんだけど、
素人ドミナはとにかく「プロの女王様」に憧れる。
東京のSMクラブの有名女王様らが、かつての私のアイドルだった。

今、シオラに来ている女性たちも、
かつての私のようにそれぞれの思いを描いて来たわけだ。
プライベート&SMクラブ、共に未経験者の他2割も、
��Mに純粋な興味があり、縁あってシオラにやって来た。

��MクラブでのSMは、
実はプライベートとそんなに違わない。本質は同じ。
けれど、難しい。
お仕事っていうフィルターかけて見ちゃうから。

でも、プライベートで何人も奴隷を抱え込めない、
本業があって時間の制約がある、
日常と切り離してプレイを楽しみたい・・・
というS女にとってSMクラブは都合がいい。
都合がいい反面、難しいところだってあるけど。
何でも一長一短ね。

せっかくのびのびと良いモノを持って来たドミナらが、
��男性によって潰されることもあります。
匿名性の高いコメントでは、嫌がらせをドミナに送る人もいるし、
自分のSM観だけが絶対と信じ、個性やSM観を攻撃する人もいる。
その否定の部分こそが、実は人気の理由であることが多いのですが。
言うがままにしていたら、
みんな同じ、つまんないドミナばかりになってしまう。

幸福度指数の調査で、
日本は閉塞感を感じる国として上位にあるのが明るみになったそう。
この閉塞感、行政もあるだろうけど
こんな気質で自分たちで作っているのかもしれない。

ドミナらも人間、基本は真面目で向上心ある女性が多いので
そんなM男性らの言葉に耳を傾けます。
それが、実は大きな落とし穴の場合もある。
今回、八方美人ドミナの不必要さも伝えました。

またまた明日に続きます。

��***

【忍さん】復帰します。
【忍さんのブログ】も動き始めたわよ。