2012年3月22日木曜日

うちの奴隷の定年退職

一昨日、久しぶりにうちの奴隷Yと遊んだ。
正確にいうと「最下層の奴隷Y」と遊んだ。
私が最下層と決めたわけではなく、
本人がそう位置づけてる。

なんで最下層かっていうと、
呼び出しにあまり応じることもできないし、
たいしたことも出来ないからだそうだ。
��は地方に住んでいるからね。

��との出会いは私が新人の頃、
この業界にプロとして産声をあげた頃から。
こういうとすごく長く感じるけどあっという間。
この頃から遠距離奴隷だ。
新人の頃から関係が続いているM男は多い。
相変わらずマゾっているのもいれば、
お友達になったのもいるし、
勝手に私の奴隷と名乗っているのもいる。
この世界の住人に初対面の挨拶する時、
「朝霧様の奴隷です。」
と言うのを聞いて初めて知る。
「そうなんだ、私の奴隷だったんだ。
じゃ、遠慮なく使うよ。しめしめ。」

奴隷になるきっかけなんてこんなもの。
常に自分のドミナを探し、
私が真面目にSMに取り組んでいる幻想を
抱いているM男性には申し訳ないが、
真面目にやっている一方、肝心なところで安易。
でも、これも縁よね。
いい加減な気持ちの時に横にいたってこと。
私は宿命には抗わないのだ。
運命には抗うけど。

でも、うちの奴隷たちに意義あり!
そういう時だけ朝霧様だのリエ様だの言うけど
「リエちゃん」って言ってたの誰よ?
こういう時だけ奴隷ぶってんじゃない!
・・・どっちでもいいけどさ・・・。
自分の好きな位置に勝手におさまりなさい。
奴隷でも大王様でも好きなのになりなさいよ。



ここ何年も忙しく、
私がプレイをできることは本当に少ない。
突然キャンセルせざるを得ないことも多いので
約束ができないから。
遅刻やドタキャンが出来ない性格だから。
自分にとって時間はとても貴重。
相手も貴重な時間を割いているはず。
そう思うと安易に約束が出来ない。
約束を破ってしまうストレスもすごいし。
結果、安易な約束をやめるとプレイ頻度が落ちる。

今月、最下層奴隷Yの為に1日空けた。
包み隠さず話すと、今月のお休みは2日間。
日本にいる時、丸一日のお休み、
完全に頭の休まるお休みは基本的に取れない。
何てったってI love my jobだからね。
でも、合間にジムいったりするし、
休む時はプチ旅行に行かせてもらう。
春と秋の京都がそう。

それが、最下層奴隷Yの為に1日空けたわけ。
なのに、自分から散々お願いしてきたくせに、
最下層の立場でキャンセルしてきた。
最下層のくせに。
仕方ないから別の日を空けてやったんだけど、
お仕置きしようと思えなかったのよ。
むしろ、何としてでも空けてやろう、って。

「これ、定年退職の自分へのご褒美なんです。」

空けてやるしかないじゃない。
定年退職って・・・えっ?60歳なったの?!
この間まで40じゃなかったっけ?
60歳って・・・
早死家系だったらいつ死ぬかわからないし(笑)
こんな時こそたっぷり時間作ってやらないと。
��つづく>