2007年2月28日水曜日

撮影中

自分の撮影がスタート。カメラマンは昔、駆け出しドミナの頃に撮っていただいたことがある鈴木かずき氏。10年ぶりです。今日はラバーで撮影。

失った背筋書かなきゃ。笑
筋トレしてないからダメダメだなぁ。ボディビル誌にでてみたかったんだけどね、そこまでのボディ作る前にヘルニアになっちゃったからねぇ・・・もう1年も運動していないよ・・・。
ハムサムウーマンになりたかったけど、もう無理だなぁ・・・。


2007年2月22日木曜日

死のバーチャル体験

一昨日、死にまつわる重い話を書いたせいか、その夜、とっても不思議な夢を見た。

お世話になっているある師匠(どうお呼びしてわからないので師匠とさせていただきます。)が私の夢に登場なさって、カウンセリング?のように話をしている。

「死ぬのが怖いか?」
「怖いですよ。やっぱ。」
「じゃあ、死ぬってことを体験してみたい?こわくないよ。」
「してみたいです。」
・・・みたいな流れで、私は死を体験することになりました。

「口をあけたままにして。」
私は椅子に座ったまま、口をポカンと金魚みたいにあけていました。
師匠が腰を指圧するみたいに押すと同時に、意識がすっと無くなりました。水の中に意識が沈むみたいになって、闇に包まれました。深く深く沈んでいったのですが、思ったより居心地がいい。
小学生の頃に一度だけ体験したことのある幽体離脱に似ていました。

私の意識が沈んで暫くしたら、誰かが人工呼吸をしたようで、息が肺の中に入ってくるのがわかりました。
師匠が「おーい、生き返らせすぞー。」と呼びかけて下さいましたが、意識の中で、「こんな気持ちよく死ねるなら、今、このまま死にたいです。」と答えていました。
師匠は生き返らせようとしていたけれど、私は「こんな気持ちよく死ねるなら、このまま死んでおこっと。」となかなか気軽に考えていました。

そこで目が覚めました。すごく不思議な夢で、死への認識もかわりました。
師匠が遠くから何かしてくれたのでしょうか?(笑)

子供の頃から何度も繰り返し見る夢があります。
ひとつは古い船にまつわる夢、もうひとつは海の中を泳いでいる夢。

沈んだ都市なのか、古い宮殿の跡、天使や壊れたヴィーナス像のような置物が海の中にあり、私はそれらが懐かしくてたまらない。
透明で日差しの模様がゆらゆら動いていて、海水は温かい。そんな深くはない水面をとっても気持ちよく泳いでいる懐かしい夢です。
ひたすら白い砂に浮かぶ日差しと波の模様と、壊れた石像?などが海の中が見えるだけです。

死ぬってことは、闇に包まれているだけで、それに似ていました。思ったより、怖くないかも。・・・単純だね、私。

それにしても、不思議な夢ね。


新人講習 ゆかちゃん改め、ケイちゃん。

今、新人講習が終了致しました。新人のお名前をゆかさんとお伝えしましたが、最近退店なさったドミナの夕花さん、今休暇中のルカさんと音がかぶるので、改名してケイさんになりました。よろしくね。

グラマーで身長165センチ、お顔は藤原紀香ぽい感じの美人。積極的で、純粋にSMに興味ある女性です。今日も少し見学に入って頂きましたが、来週半ばにもう一度講習、その後にまたダブルプレイの見学参加をお願いすると思います。会員の皆様、宜しくお願い申し上げます。

甘栗の謎解き

甘栗と甘酒は健康にもいいので、なるべくこれらを摂るようにしております・・・ってもっともらしいこと言っていますが、単純に好きなんですよ。
我が家ではお化粧品と一緒に何故か甘栗の袋が並んでいます。

シオラに行く途中、あるコンビニに寄ってよく甘栗を買ってゆきます。その某コンビニはとっても不思議。店頭に甘栗がないのですが、店員にたずねると必ず出てくる。

「あれ?おかしいなぁ、探したけれどなかったんですけど。どこにありました?」と聞くと、決まって店員は「えへ♪」と笑って、ペコッと頭を下げる。・・・こんなことが何回か続きました。

こちらとしては次回も甘栗を買うのがわかっているので、甘栗の定位置を知っておきたい。だけど、「どこにありました?」って聞いても「えへ♪」で誤魔化されてしまうのよね。そして、どこからか登場する甘栗。

不思議だ。コンビニってお手軽だからコンビニでしょ?甘栗の難解な謎解きは全然コンビニエンスじゃないよっ!

売りたくないのか?甘栗。私に買い占められるのが嫌で隠しているのか?

2007年2月20日火曜日

朝と夜

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基本的には毎日9~10時起きなんだけれど、たま~に5時起き、6時起きってことがある。・・・愛犬がおトイレを訴えた時だ。

シオラの業務が24時までには終了する。オフィスにいることもあれば、外で業務伝達を待つことも多いので、生活時間帯もそうなる。人の少なくなる24時を狙って愛犬の散歩に行くことも多いし、それからお風呂に入ったりしていると、ベッドに入るのが3時になってしまうことも多い。

なるべく早く寝たいので急いでみるものの、結構遅くなってしまう。
どちらかというと、夜は早めにベッドに入って、本を読んだりだらだらする時間が欲しい方だけれど、翌朝のことを考えるとそんな時間もなく寝る。でも、慌しく寝るのは勿体なくて!

慌しい朝を過ごしている人は多いと思うけれど、慌しい夜を過ごしている人は少ないだろうな?やっぱり特殊職業の人なのだろうか?

じゃあ、朝は余裕なのか?と問われればそうでもない。朝はフルーツをつまんで、ばたばたと家のことや簡単な仕事をやって、そんなうちにお昼が近くなるのでご飯を作る。お昼をいただいたら愛犬の散歩に行く。それから仕事に行く。・・・やっぱり朝は朝で慌しい。

前職の時、夏は4時起き&5時集合なんてこともよくあった。暑くなる前の早朝から午前中は野外ロケ、昼食を頂いた後の、暑さのピークの午後からはスタジオってパターン。
朝は強いので平気だったけれど、今のような生活時間帯となっては、流石に5時、6時はきつい。

しかし、愛犬のおトイレを無視するわけにはいかない・・・。まさに今日がそのパターンで、6時前に起こされた。こういう時、そのまま起きてしまう時と、9時まで二度寝する時とある。疲れている時は、睡眠時間がないと流石にきついので。考え事が多い時は起きるね。・・・でも大抵は寝るね。(笑)

朝の魅力と夜の魅力はどっちも捨てがたい。朝は陽の上がる時間よりもその前、朝露の残る早朝が好き。夜は誰もが寝静まって、葉っぱの音が聞こえるくらいの時間が好き。
いずれにせよ、朝も夜も慌しく過ごさなくていい時間が欲しい。・・・それが一番の贅沢だけれどね。

余命宣告された人は夜寝るのが怖いらしい。朝、起きることができるのか不安らしい。そう思ってすごせば、無駄な一日はないってことを痛感する毎日だよね?

画像はご飯粒を鼻の頭につけている愛犬。こんなお馬鹿な姿もカワイイって思うのが、親馬鹿飼い主の醍醐味だ!恋愛で相手が大好きになって、すごく馬鹿な行為を許してしまうってのもこんな感じだろうなぁ。それがエスカレートするとただのバカップルの出来上がりだ。だけど飼い主と犬はそれでいいや。

だって、犬の要求って、「遊んで」「ご飯欲しい」「散歩行こうよ」「撫でて」が主だもん。最低限の躾さえできていれば、エスカレートしたって知れたもんだ。毎日、朝起きて飼い主と会えたら嬉しい、ご飯をもらったら嬉しい、散歩に行けば嬉しい・・・毎日新鮮な喜びだらけだ。

その点、人間は我侭。どんどん求めるものが大きくなってゆく。SMなんてのもそのひとつかもね。過剰な刺激の欲求。こうして我侭になって、刺激で鈍くなって、日常のよろこびって刺激が麻痺してゆくのかもしれない。
こういうこともひとつづつわかって、無に近くなってゆく。

SMという行為、嗜好の結末。それが見えたら、デカタンスをより深く理解できる。何に向かっているかも。どこかでわかっていたことだけれど目を背けて、見なかったようにしてぎりぎりのラインに位置してゆく。刺激?面白み?わからないけど。やっぱ面白いからそうしている。

とことん落ちたくなるマゾの気持ちって、こういう虚しさからやってくるのか?
サドはエッジに立って眺め、マゾは突進してゆく。だから、「だったらとことん、落としてやろうじゃないの!」ってぎりぎりのプレイ、やっぱ好きだなぁ。

結果、マゾって世界最強の人種だよなぁ。マゾに生まれたかったよ。・・・あ、何書きたいかわかんなくなってきたね。(笑)

雨でした。

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某ホテルの高層階で昼食をいただきました。

そのお店からの眺めはずーっと遠くまで見えるけれど、都会特有のグレイの景色。それでも晴れた日には太陽の色や、風の色を帯びます。今日の雨の景色はグレイで、でも靄がかかっていて、都会特有のグレイの景色とはちょっと違う。

2週間前にあることが起きて、それ以来変動の激しかった2週間。時間に追われているのがひしひしとわかxったので、一気にいろいろ片付けすぎた。知らぬ間に体重がかなり落ちていて、自分でも驚いた。

今年のテーマは疲れすぎないこと、休むこと、ゆめゆめしいものを見ること。
そう決めたのに、相変わらず自分で忙しくしてしまっているなぁ。貧乏性なんだよね。
貧乏性の女王様って…うーん、うーん…(=_=)

今日、撮影の衣装合わせがあった。今月に軽く1回、来月にまた1回。これからこまめにある撮影。たくさんの公開は1、2年くらい先かも。(笑)ヘアヌードもあるよ!

…あるわけないじゃん。みっともなくて見せられないよ。いや、少しくらいはあるかもね?
失った背筋、マジックで書いて作ります。(笑)

限られたもの

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画像は顔出NGだった愛犬。あまりにもカワイイのでやっぱり公開しちゃいます!

去年の11月に大きな手術を済ませ、心配の毎日が続いたが、今はすっかり元気になっている。でも、今夏で8歳。大型犬の寿命は10年、それ以上はおつりと思った方がいいと言われているから…早ければ2年で逝ってしまうことになる。
そんな自分の寿命が見えているかのように、愛犬は時間を惜しむかのように甘える。最近の甘えん坊ぶりは激しい。

寿命が限られるってことを知る気持ちってどんなんだろう?迫り来る死に怯えるのだろうか?足掻くのだろうか?腹を据えるのだろうか?不安定になるのだろうか?…想像つかなかったものが、実感となってくる時。

余命宣告されたまだ若い女性がいて、残りの1ヶ月を穏やかに過ごしている。ストレスを避け、好きな人と濃い時間を過ごしている。愛犬が甘えん坊になるのもこんな気持ちなのだろうか?

彼女は死の恐怖を感じたことがないのか?不安定な時期などなかったかのように穏やかで、優しい。
私なら、不安定な時間を長く引きずる。あんなに穏やかにはなれない。
彼女は自分の崩れゆく姿を見られるのに、抵抗はないのだろうか?

死をリアルに想像すると腹が据わってくる。確かに時間はかかるけれど、少しづつ慣れる。その不安定な時間が長い、早いの違いって何だろう?
彼女は余命宣告されてからたくさんのことをやった。土壇場で本性が出ると言うけれど見事なものだった。

時間が限られたものであるとしたら…私には足りない。朝まで時間を使っても、何もできず、ただ佇むだけで不安定になって泣いて、そんな要領の悪いことを繰り返しているうちに死んでいまいそうだ。

神様は良い人を早く天に召すと言われる。この世は修行の場だから、早く修行を終えた人は早く卒業してゆくそうだ。美人薄命って言う。若くして死をむかえた伝説の美女など思うと、そうなのかも?と思う。

しかし、どちらも私には無縁。…じゃあ、私は長生きだな!そんな風に安心して、それでも限られた時間を想像すると、また悲しくなる。

彼女からの便りの間隔がどんどん長くなってゆく。いつか、便りはなくなる。

時間だけじゃなくって、この世の中に限られたものはたくさんある。人それぞれ、限られたもの、かけがえのないものを持っている。誰かの死、それはその中のひとつを失うこと。
そうやって重いものを少しづつ捨てて、少しづつ身軽になって死んでゆくものなのかもしれない。
それでも、人の死って出来れば看取りたくないよね。