2007年11月16日金曜日

たまには役に立つ壊れた感覚

悲しいことにたくさんの保護犬&猫のサイトがある。
最近よく見るのがここ【里親募集】
頻繁にチェックしていて驚くのは、こんなに次から次へと保護犬&猫達が現れるものだ!と。

中には長年連れ添ったであろう年齢の犬猫もいて、飼い主との今までの時間を思うと心が痛い。
彼らはどんな思いで、今、飼い主もなくひとりぼっちでいるのだろう?

今まで幸せだった時間があったのだろうか?
可愛がられるってこと、甘えるってこと、知っているのだろうか?
泣く泣く飼い主が手放さねばならない事情があったのだろうか?
かつてのハスキー犬のように、流行で捨てられたのだろうか?
・・・などなど、一瞬のうちに刹那さと疑問が消えては浮かぶ。

ウィップクラッキングの先生が、ある国の死を待つだけの子供達にプレゼントを贈っていらっしゃる。
「生まれた時から死を待つということだけが決まっている。プレゼントして笑顔をい見せてくれた子は、もう翌年いないんですよね。
でも、ひとつくらい幸せとか喜びってことを知ってもらいたくて、生まれてすぐ捨てられた子も、1回くらい自分の為に誰かが何かをしてくれるって感覚を味わってほしくって・・・」
そう話していらっしゃったのを思い出した。

誰かと時間を共にしてきたであろう年齢を重ねた犬、可愛がられることを知らない犬を引き取って、最後は幸せに見送ってあげたいと思ったりもする。

今、劣悪な環境のペットショップからやってきたシェルティがいる。
まだ1歳にもなっておらずパワー全開のやんちゃ、躾に振り回されている。
ここ2週間、ハードスケジュールでいい感じだった躾が中断していた。
それで、ひと段落ついた今日、ゆっくり一緒いたら、また悪戯がパワーアップしている。
今も隣でゴミ箱をひっくり返した・・・あちゃー・・・こんな状態なので、今はこのシェルティだけで精一杯だけど。