今、シリアの人と連絡したところ。
シリアといえば、ダマスカスの薔薇。
アレッポの石鹸も有名だけど、ローズ水が大好き。
彼と彼の家族の安全を祈ると伝えて終わった。
欧州は難民(移民の方が正しいかな)問題で荒れてる。
パリにもまだ解決してないロム族がいて、
うちの近くの公園にも家族がひと組いた。
公園を追われたのか、最近では道端にいた。
私が日本に来る寸前にも見たけど、
公園の水道以外にも、排水のできるだけきれいな水で
お皿やお洋服を洗っていた。悲しくなった。
さらにシリアからの難民が来るとなると
フランスもたいへんね。
そのシリアの彼になぜ逃げないのか聞いた。
彼の家族は逃げるのが大嫌い、
そんな家族をおいて逃げることはできないと言う。
彼は知性的で、彼の家族も富裕層だと思う。
だけど、シリアにとどまっている。
とどまることが戦いになるのだ。
戦いとは、何も武器を持ち出すことだけではないと
つくづく実感した。
難民、移民ばかりが報道されるけど
シリアにとどまる人、
シリアから逃げ出すことすらできない貧民にも、
目を向けてほしいかも・・・。
今日は声を出して泣いた。
こんなに声を出して泣いたのは子供の時以来か。
みんなが安らかに生活できる日が
早く訪れますように。